わが子が自閉症と診断されました。

"子どもが自閉症と診断されたのは子どもが10歳の時です。

特に問題も起こさないおとなしい子でしたがたまに人の大声でパニックを起こしたり、学校に忘れ物をしたことをずっと気にし続けるような神経質な子でした。

低学年の間はそれでも何とか学校に行っていましたが、小学校3年生の時に一度テストで思う点が取れなく、不登校になってしまいました。これは精神的に何か問題があると思い精神科を受診すると医師から発達障害の可能性が高いと告げられ検査を受けました。

検査はIQテストのほかに心理テストなど日にちを分けて合計4時間ほどかかりました。

検査結果も1か月ほどかかりました。

結果は広汎性発達障害のなかの自閉症スペクトラム障害と診断、いわゆる自閉症です。

子どもはIQ検査に異常がなかったので知能に問題のないアスペルガー症候群でした。

受動型で非常におとなしい性格だったので10歳になるまで全く気が付かず、神経質なのは子どもの性格だと思っていました。

今後については子どもにも障がいを告知し話し合った結果、自分の得意方面を伸ばそうということになり子どもが希望していた理系の私立中学に入学しました。あれだけ学校に行くのを嫌がっていた子どもですが自分の好きな勉強ができるとなると生き生きして学校に通うようになりました。