やっぱり自閉症だった。
現在10歳の小学5年生の息子です。息子が小学3年生の時に自閉スペクトラム症と診断されました。元々てんかんを持病に持ち投薬の日々でした。ある日てんかんの定期健診に行くと主治医の先生から他に障害を疑ったほうがいいですよと言われびっくりしたことを覚えています。しかしながらWISK-?を受けると知的には境界知能IQ76と診断され社会的コミュニケーションが苦手で興味の偏りも強いと言われました。大集団での指導は困難が予想される状態であり個別の支援が必要と思われ発達特性や能力に見合った支援が必要であるとのこと。今思えば集団行動が苦手で一人遊びが上手な子でした。3年生までは通常学級で過ごしていましたが、些細なトラブルも多くてんかんの発作もコントロールできない状態でした。通常学級での精神的負担が大きいせいかてんかんの発作も多く学校も休みがちでした。4年生から同小学校の特別支援学級に変更することにしました。うちの子の場合自閉情緒のクラスです。現在は2人で担任が一人つきます。交流で通常学級で授業を受ける時もありますが担任が付き添ってくれます。特別支援学級に移ってからは精神的に安定したのか発作も落ち着き楽しそうに毎日学校に通っています。今後は中学進学を検討中です。地元の公立中学の支援学級に進学するか支援学校に進学するか、親の希望としては支援学級のほうが専門的で将来的に期待できるのですが知的には境界レベルなので入学は厳しいかもしれません。あと一年検討したいと思います。
障害って聞くとあまりいいイメージはないかもしれません。でもその子の個性だと私は思っています。療育は早いほど成長すると言われています。子供が生まれた時、誰もが健康に育って欲しい願ったはず。子供が元気で楽しそうに学校に行ってくれるなら通常学級でも支援学級でもいいと私は思います。私は周りに子供の障害を話し、みんなと同じにできないことも多いけどそれを理解して助けて欲しいと思っています。私は逆に自閉症と診断されてよかったと思っています。集団になじめなくみんなと同じことをできない我が子は自閉症なんだからいいんだって思えますよ。