「陣痛の長さ(陣痛開始〜出産まで)」
私は4歳と3歳の二児の母です。今回は、下の子の出産の時の話をしたいと思います。
出産予定日の前日の夜22時頃、そろそろ寝ようと思っていると、お腹が痛いような気がしました。上の子の時は、低身長と元々腎臓が弱いため、予定日から促進剤を使用しての出産でした。そのため、陣痛なのか、ただの腹痛なのかがわからず、2時間程痛みの間隔を調べていると、気づくと10分間隔くらいで痛みが来るようになっていました。
実家から分娩予定の病院まで高速を使って、1時間ちょっと、車に揺られ病院に着いた午前1時半頃には、陣痛間隔が6分くらいになっていました。
陣痛室には入らず、直ぐに分娩台に上がりました。陣痛間隔は5分くらい、子宮口は6センチくらいで主人と笑いも交じえながら、話して陣痛を凌いでいました。
午前7時頃、おしっこが出そうと思った瞬間、パチンという音と共に破水しました。破水してからの陣痛はそれまでの陣痛とは比べものにならない痛みが襲ってきました。
程なくして、子宮口が全開となりいよいよ出産となったのに、なかなか出てきません。助産師さんに次で出しますよと言われて息んだものの、全く出て来ず、担当の先生が確認すると、前日の診察では異常がなかったのに、臍の緒が子どもの体にたすきがけになっているという先生の声がぼっーとする中聞こえました。周りがバタバタしだし、先生が子どもの肩を掴んで引っ張り出してくださいました。午前9時過ぎ、出産しました。
生まれた瞬間、子どもの産声は聞こえず、NICUに運ばれていきました。
その後、無事に呼吸をしだし、もうすぐ3歳になります。毎日走り回って、元気な子です。
出産は、必ず無事に全てが進むわけではありませんが、予期せぬ事態にも先生方は全力で対処してくださいます。
子どもが生まれるのは、本当に奇跡で今までに味わったことのない、感動がありますよ。