癇癪の体験談

とにかくよく泣く我が子

私の子供は生まれてから何かとよく泣く子だったので、2歳くらいまでは、子供は常に泣いているというイメージしかありません。

それでも2歳から保育園に行くようになって、外ではとてもいい子で聞き分けもよく、保育園の先生との面接では「手のかからない子」と言われていました。おそらく保育園といった新しい環境へのストレスなどもあったんだろうと思いますが、反対に家の中では、ただ泣くだけから、手足をバタバタさせて泣きわめいたり、床の上を転がって泣くことが増えました。話で聞いていた「イヤイヤ期」による理由、例えば公園から帰りたくないとか、スーパーでお菓子を買ってもらいたいとかいう理由ではありませんでした。

私の子供の場合は特に、お昼寝から起きながら泣き始め、それがエスカレートして泣きわめき、そうなると泣いている本人も何で泣いているのかわからなくなるという状態で、たいていそれは一時間ほど続きました。話をしたり、外に連れ出したりして泣く行為から気をそらすことができることもありましたし、全く周りが見えてなくて、気がおかしくなったのではないかというくらいに発狂していることもありました。

1人にさせて「泣き終わったら呼んでね」も数回試しましたが、そばを離れるとさらに発狂が悪化したので、そばにいてとにかく落ち着くのを待ちました。そして落ち着いてから「何で泣いたのか」を聞くようにしました。たいていは「右の靴下が左より下にずれている」とか、泣いていた間は拒否していたにもかかわらず「抱っこしてもらいたかった」などの理由でした。ただ私の子供は先述した通り、自分の思いが伝わらなくて癇癪を起すというよりも、寝起きや何もないようなときに、ゼロから急に癇癪を起すという感じでしたので、泣いた理由を明らかにすること、そしてそれを解決するためには泣くのではなく、言葉にして伝える必要があることを伝えたかったのです。

現在3歳になり、まだその日の気分や感情によって違いますが、自分の思いを去年よりも伝えられるようになったからか、あとはお昼寝をしなくなったこともあり、癇癪の回数はずいぶん減りました。

後輩ママへのアドバイス

外では「いい子」だったので、どこかでそのストレスを発散させる必要があったんだと思います。

私はとにかく子供が泣き終わるのを待ちました。言葉でいうよりも「待つ」というのはとても大変で、怒鳴ったこともありました。ただ怒鳴っても結局逆効果で余計に癇癪がひどくなるだけです。

私は床で転げて泣いている子供を動画で撮り、落ち着いてから、こんなに泣いていたんだよと子供に見せたりしました。その時に泣いていた理由を話してくれたり、数日間は笑いながら「もうあんな風に泣かないよ」といったこともあったので、子供が客観的に「自分の癇癪姿」を見ることも効果があるのではないかと思います。

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