癇癪の始まり
1分違いで産まれた子ども達。二卵性ということもあり、性格は違うと思っていたけれど成長度合いも違いました。ミルクも母乳もよく飲む長女は生後8ヶ月頃にハイハイをし始めましたが、飲みの弱い次女は腰座りもハイハイも大体長女の1ヶ月後に始まりました。その頃から次女の癇癪が始まったと思います。
それまで隣で寝転がってた長女がどこでも動き回れるようになる姿を見て、自分も行きたいのに行けないという悔しさからなのか、キーキーと泣き叫び始めました。その度に長女を抱っこし次女の所へ行き、落ち着いたと思いその場を離れるとまた泣き叫ぶ。この頃は子ども達が寝てからでないと、家事ができなかったように思えます。
9ヶ月になり次女も動き回れるようになって一度落ち着きましたが、今度はおもちゃの取り合いし始めました。長女は次女より体も大きいので、力も強くすぐに奪い取ります。それが気に入らず、今度は噛みつくようになりました。これは2歳になった今でもなくならず、悩みの種です。
成長するにしたがい癇癪もダイナミックになっていきます。
・寝起きのグズりから、手足をバタバタさせながら狂ったように泣き叫ぶを約一時間。
・物を奪いあい、取り返したものの気に入らず取り返した物を投げつけ噛みつく。
・気に入らない事があると、急に後ろに反らせ泣き叫びプラトーン泣き。
等々。
感情を爆発させるパターンが他にもあるのかと、こちらがビックリするほど出てきます。もちろんスーパーでも寝転がって手足をバタバタさせながら泣き叫ばれたこともあります。
癇癪を起こす度に、ムービーに撮って見せたり、放っておいたり、落ち着いたら声かけるをしてみましたが、泣いている本人もパニックになるとどうしたらいいか分からなくなるようで、更に泣き叫びました。その中でも一番手応えがあるのが、泣き叫び初期に抱き締めて「悔しかったね嫌だったね」と声かけすることでした。パニックになって泣いていると効果は薄れてしまいますが、それでも一番効果がありました。癇癪をさほど起こさない長女にも、これは有効でした。
公共の場所でやられると焦りますが、焦ってもさらにパニックにさせるだけなので、すぐに抱き抱えてその場を離れて凌いでいます。こちらも余裕がないときはイライラして放っておくこともありますが、放っておくと長引かせることが多いので、先手必勝で動いた方が結果的に楽になることが多いです。