陥没乳頭での授乳の体験談

まさにおっぱい戦争!

わたしは最初の授乳から壁にぶち当たりました。陥没乳頭のため、赤ちゃんがおっぱいをくわえようとしても、滑ってなかなかうまくいかないのです。
横抱きでは到底うまくいかなかったので、より深く乳頭をくわえられるとのことで、縦抱きでの授乳をすることになりました。生まれたてでふにゃふにゃの赤ちゃんを膝に跨がせるようにしての授乳。不安定な姿勢でも赤ちゃんは必死にくわえようとしてくれます。赤ちゃんも頑張ってくれてるのでママは応えないわけにはいきません。助産師さんがわたしのおっぱいを潰しながら赤ちゃんの口に押し込んでくれることで、うまくいくこともありましたが一人ではほとんど授乳できませんでした。赤ちゃんに申し訳なくなり、落ち込んでしまったこともありました。助産師さんには「ママも赤ちゃんも授乳は初めてのことなのだからうまくいかなくて当たり前。授乳は100日戦争よ。ペースをつかむのに100日くらいかかるのよ。」とアドバイスを受けました。また、乳頭保護器を貸していただき、授乳をしてみることになりました。すると赤ちゃんがしっかり吸い付くことができたのです!赤ちゃんが保護器に吸い付くことで自然に乳頭も吸い出されたため、その状態になったら、素早く保護器を外して直接吸い付いてもらうことを繰り返しました。赤ちゃんが泣こうが喚こうが、お互いのためだと心に言い聞かせ、根気強く続けました。すると退院時にはなんとなくのコツを掴み、保護器なしで授乳できるようになりました。家での授乳に備え、念のため乳頭保護器と乳頭吸引器は準備していましたが、結果として1度も使わずに完全母乳で育児できています。
助産師さんの言葉通り、3~4ヶ月くらいまでは戦争のような時間で、赤ちゃんも必死に吸ってくれるため、乳頭に傷が入った状態が続きました。とても痛かったですが、ママも赤ちゃんも慣れてくることで自然に治りました。また3ヶ月くらいからは横抱きで授乳できるようになり、わたしのおっぱい戦争は終戦を迎えられました。そしてなんと、陥没乳頭が治りました!今では授乳は至福の時です!

後輩ママへのアドバイス

乳頭マッサージをしっかり行い、日頃から乳頭が出るようにしておくことをおすすめします。
大丈夫!最初はうまくいかなくても、ママは上手に授乳できるようになりますし、赤ちゃんは上手に飲んでくれるようになります。授乳は100日戦争です!

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