胎児発育不全の体験談

早期発見で一命をとりとめました。記録と早めの相談が大切!

30週目の検診で、かかりつけの医師に「お腹の子がこれまでのペースで育っていない」と言われました。たしかに、それまでは順調に体重も身長も増えていて、私の体重も増えていたのに、先々週とほとんど同じ…。
不思議に思い、2週に1度の検診のはずが、医師から「来週もまた来て」と言われました。正直そのときは、私の身体にはあまり変化は無く、足が浮腫んでいるかな?くらいでした。

翌週31週目の検診にいくと、私の血圧が上160を超えていて、さらに胎児もほとんど育っていない。これはおかしい!となって、すぐに自宅安静になりました。不安でしたが、なんとか耐えてほしいと、塩分を控えめにしつつ、お魚や根菜をしっかり摂って、よく寝るようにしました。

しかし32週の検診でも高血圧のまま、胎児もほぼ育ってない。
医師から、翌日から大学病院に入院するように伝えられました。帰宅してすぐ入院の準備をしました。

翌朝未明から、不規則なお腹の痛みが。おかしいと思い、痛いながらもメモ帳に時間と痛みの特徴を記録して、朝一番に大学病院に行きました。そのメモと私の様子をみて、NSTをすると、胎児の心臓の動きが非常に弱まっていることがわかりました。受診から15分で、即緊急手術へ。
やっと生まれた子どもは1500g未満の超未熟児で、NICUで1ヶ月半過ごしました。
大学病院の医師たちからは、「お母さんが身体の変化を記録して、朝すぐ病院に来たから助かった。あと1時間遅かったら状況は違っていた」と言っていました。

今は2歳半、まわりより体付きがしっかりしていて、かけっこもクラスで一番速い、とっても健康な子です!

後輩ママへのアドバイス

とにかく自分の身体と向き合って、気づいたことが合ったら記録しておくこと、そして心配な場合すぐに行動することが大切です。私も、発育不全気味と診断された30週からの記録と、お腹が痛くなった出産当日の記録が、我が子を救ってくれたと思っています。
あとは、とにかく無理をしないこと。私は、29週に仕事で心身ともに無理をしてしまいました。安定期だったので大丈夫と思っていたのですが…。ストレスから、免疫が身体を攻撃することもあるそうです。
特に初産は、何があるかわからない。無理せず、ゆっくり休んで、なにかあったら記録と医師へ相談! 当たり前のようですが、渡しの場合は、それらが赤ちゃんを救ってくれました。

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