基礎体温の低温期と高温期
私は結婚してから避妊をせず5年間過ごしていましたが妊娠はしませんでした。もう少しきちんとタイミングを見計ろうと、基礎体温を婦人体温計にデータが残るもので5ヶ月ほどつけていました。ネットで基礎体温について調べると、最低体温日の前日を含む4日間が一番妊娠しやすいということでしたのでそのタイミングを逃さないようにしていました。排卵日と思われる最低体温日が過ぎ高温期に入ると、このまま高温が続いて欲しいと願っては毎月5日ほどでまた低温になってしまいショックを受けていました。婦人科に相談するのは抵抗があったので自分のやり方で過ごしていましたが基礎体温について調べるうちに私の高温期は他の人より短いのではないかと思うようになり、思い切って診察を受けました。まずは2ヶ月間基礎体温を紙グラフに記入し提出することになり、2ヶ月間つけたものを持って再度診察に行きました。結果はやはり私は高温期が短く、最低体温日から高温期期への体温の変化も緩やかで日数がかかり過ぎていて体温も今ひとつ低温と高温と差が出るほどに上がりきっていないということでした。この基礎体温では無排卵月経や排卵障害の可能性がある、排卵していたとしても着床しにくいだろうということで、プロゲストンという体温の上昇を助けたりできるようなホルモンを補う薬を処方していただきました。生理周期と合わせて計算していただいたタイミングで薬を飲み、薬の力で高温期を作り出してホルモンバランスやサイクルを整えていければということでした。飲むことで体温を維持するため飲み忘れず続けて飲み、同じように基礎体温を計りグラフにつけてまた診察の予定でしたが、薬を頂いて高温を作り、飲み終わるタイミングで体温が下がると聞いていましたが下がらず、薬が効いて今日はまだ下がらないのかな?という状態が1週間ほど続き、これはもしかしてと思い検査すると妊娠出来ていました。そして今まではきっと排卵はしていたけど着床できずすぐに低温期に戻ってしまっていたのかもしれないと思いました。
婦人科に相談するのは抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、自分のやり方でなかなか難しいと思ったら勇気を出して一度相談してみるのもいいのかなと思います。