顕微授精の体験談
原因不明のままステップアップ
不妊治療を始めてタイミング法から人工授精まで何の結果も出ないまま、また子供ができない原因もわからないまま治療を進めて、ついに顕微授精までステップアップしました。年齢が30代後半に突入したので、もし妊娠しても高齢出産になるから早いほうが良いと言われ、体外受精を飛び越えて顕微授精を選択しました。体外受精は自然に受精させた卵を子宮に戻すのに比べ、顕微授精は人工的に受精させた卵を子宮に戻すので、戻すタイミングが早く、より早く子宮の中で受精卵を育てられるので育ちやすいそうです。
人工授精と比較して、通院回数は圧倒的に増えました。排卵誘発剤やホルモン注射、排卵日近くなると内診があり、顕微授精の当日には人工授精と同じく夫の精子を持ってクリニックに行きました。座薬を入れて部分麻酔をするのですが、採卵時にはやはり痛くスタッフの方が手を握っててくれるのですが知らない人だと思いっきり握れずに余計疲れたのを覚えています。夫の精子を顕微鏡で見ながら、元気が良いもの、質が良いものを数個選び卵子と受精させ、数日後に育ったものを胚移植するのですが、2回顕微授精を行い、私は2回とも卵が1個しか採れなかった為、確率的には非常に低く、案の定移植した胚が上手く育たず失敗に終わりました。上手くいかなかった時は自分を責め、心身ともに疲れ果ててしまって、一度治療をお休みしました。
後輩ママへのアドバイス
人工授精から、または体外受精からのステップアップを悩まれている方は原因がハッキリしていてもしていなくても結果が出ていないのであれば出来るだけ早くステップアップされた方が良いと思います。悩んでいるうちに卵子の質も、卵巣年齢も下がっていってしまいます。
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