母乳外来への通院の体験談

繰り返す乳腺炎の悲劇

第1子が3ヶ月から1歳位になるまで、ほぼ毎月発熱していました。初めは何が原因かわからなかったのですが、毎回、同時に胸に激しい痛みを感じたため、乳腺炎を疑い、県立病院の母乳外来へ駆け込みました。診断結果はやはり乳腺炎で、同じ姿勢で授乳をしていたために、乳管の一部が詰まった事によるものでした。乳腺炎になるたびに2~3日間隔を空けて、3~5回ほど通院し、搾乳、授乳指導を受けました。搾乳はとても痛かったですが、自分ができない角度から搾乳されることにより、乳管の詰まりが解消されて、処置後はとても楽になったのを覚えています。炎症がひどい時には、葛根湯やサトイモを用いた湿布薬を処方されました。また、食事には気をつけていたものの、人よりもおっぱいの脂肪分が多いため、詰まりやすいとのことだったので、食事指導もしていただきました。今考えると、酷い冷え性だったので、血行が悪いことも一因だった気がします。授乳指導については、様々な態勢での授乳方法を教わり、飲ませる度に違う角度から授乳することにより、詰まりを改善しました。
おっぱいはその後も詰まりやすかったですが、指導により、対処法がわかったので、徐々に通院しなくても自分で対処できるようになりました。

後輩ママへのアドバイス

初めての育児はわからないことだらけです。最近では育児本や育児関連のWebサイトも数多くありますが、素人判断は厳禁ですし、たとえ同じ症状でも、原因は様々です。また、育児はお母さんと子供の数だけやり方があると、私は思います。そのため、わからないことはどんどん周りや専門家に聞くことをお勧めします。聞く人によって、答えは異なると思いますが、その中から自分たちにあった方法を選択していくのが、良いのではないでしょうか。やがて『我が子のことは私が一番よくわかる』と思える日がきます。焦らず、自分のペースで、肩の力を抜いて子育てを楽しんでください。

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