陣痛促進剤からの帝王切開

私の場合、帝王切開が決まったのは帝王切開の手術をする前日でした。

臨月41週になり、弱い陣痛がくるものの子宮口がなかなか開かなかった私は、入院をし促進剤を点滴しながら赤ちゃんを待っていました。点滴後すぐに陣痛の間隔が５分をきるものの、子宮口はまだ3センチ…1日中陣痛に耐えたものの子宮口が全く広がらず…主治医の先生から、これ以上促進剤を増やせば赤ちゃんもお母さんも厳しい状況になる。明日にでも帝王切開をした方が良いと言われました。

自然分娩を強く希望していたので、とてもショックでした。その日は、ドキドキして寝れませんでした。朝が来て、午後1時から手術だったので朝食は食べず、水分も禁止されました。私の病院は全身麻酔だったので、術中は意識はないけど、なんだか不快な気持ちだった気がします。私が目覚めたのは赤ちゃんが生まれてから２時間経ってからでした。意識が朦朧とするなかで、看護婦さんが赤ちゃんを連れてきてくれました。生まれた直後の産声は聞けなかったけど、小さくてとても可愛かったです。

目覚めてからは、傷口の痛みが強く痛み止めでしのいでいました。次の日から、癒着防止のため、積極的に歩かされるし、笑うと傷口が痛いし過酷な毎日だったけど、可愛い我が子を見てると、頑張れました。