低出生体重児(未熟児)の発育・発達の体験談

低体重児でも元気元気!

私は次女を3年前に1646グラムで出産しました。27週に入った時に朝からものすごいお腹の張りと痛みを感じて受診すると、お腹の張り具合も、張る間隔も陣痛並みだといわれすぐさま入院しました。切迫早産です。張り止めの点滴を24時間しても一向に張りがおさまる気配はなく36週に入ったその日の朝に破水し、逆子も直っていなかったのでそのまま緊急帝王切開で小さな我が子を出産しました。小さな我が子は3週間ほど保育器の中ですごし退院したのは体重が2000グラムになった産まれて約2か月後でした。それから毎日元気に過ごしていたのですが一つ私には気がかりなことがありました。それはなかなか体重が増えないということです。低体重で産まれた子は一歳になる頃には同年齢の子に追い付くと言われましたが全く追いつくどころかますます差が開いてきました。心配になって大きい病院にいってみると診断されたのは「重度の貧血」でした。次女の貧血は輸血が必要なほどひどいもので貧血が原因で心臓にも雑音がみられていました。それから二年かけて毎日鉄分のシロップを飲み続け、1ヶ月ごとに採血してはまた鉄分のシロップを飲む、という治療を続けて今ようやく鉄分のシロップを飲まなくても良い状態になりました。鉄分のシロップを飲みはじめてからは体重も徐々に増えてきて活動的になりました。しかし鉄分のシロップを飲み続けている間は基本下痢でした。話せる年になるとお尻が痛いよ、と言われとても可哀想な日々でした。今は三歳になり幼稚園にも通っています。周りの子達と比べると一回りも二回りも小さい次女ですが、毎日元気に過ごしています。

後輩ママへのアドバイス

どんなに体が小さくても、どんな病気にかかろうともこどもの成長には驚かされるばかりです。こどもの力って本当に素晴らしいですよ!

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