夫と一緒にがんばった出産

私たち夫婦は最初は立ち合い出産の予定はありませんでした。理由は主人が血が苦手で絶対に嫌だと言われたことと、私も少し恥ずかしい気持ちがあったからです。

実際に陣痛が始まったら想像以上に辛く話すのもやっとの状況でした。陣痛室には主人が一緒に来てくれました。陣痛がくるたびに背中を撫でてもらいました。時折水を飲ませてもらい、汗を拭ってくれました。

助産師さんに歩けるうちに分娩室へ移動しましょうと促され、早めに分娩室に行くことになりました。そのとき、別の妊婦さんと分娩室に入るタイミングが重なり、その方がご主人と一緒に入っていくのを見ました。私は1人になりたくなくて主人にお願いし、一緒に入ってもらいました。

そのあと分娩室にいる時間は長く4時間以上主人に励ましてもらいました。いきんではいけないというのは痛いのより辛かったです。助産師さんにアドバイスを受け主人にお尻あたりを押してもらいました。とても助かりました。

いざ出産というとき、先生に立ち合い出産で良いか確認されました。私は早く出産したかったので、はいと答えそのまま出産へ。主人の意思を確認せずに出産を迎えました。

主人はトイレにも行かず、水も飲まずにずっと私のそばにいてくれました。本人はタイミングがなくてずっと我慢していたと言っていました。私は主人が一緒にいてくれて本当に心強かったです。