凍結胚盤胞移植の体験談

凍結=ストックという心強さ

私はタイミング法・人工授精で妊娠せず、体外受精(顕微授精)へとステップアップしました。採卵後、卵巣の腫れを抑える為にその周期での移植は行われず、胚盤胞となった全ての受精卵は凍結処理となりました。次の周期で子宮内膜にあったポリープ切除を行い、移植は採卵から数えると2周期後になりました。
移植の周期は生理2日目で受診をし、3日目から5日間クロミッドを内服しました。内服後にHCGを1回病院で注射し、その2日後に切り替えとなりました。採卵から5日目に凍結された胚盤胞を移植することとなったので、切り替えから5日後が移植日となりました。移植をスムーズに行う為に尿を溜めておくよう指示を受けましたが、正直加減がわからず全く足りなかったようでした。そこで導尿の要領で水を膀胱に入れるという処置を受けました。膀胱に尿を溜めておくのは、子宮をまっすぐにして胚を戻しやすくする為だそうです。移植は1時間ほどで終了しました。実感はありませんでしたが、確実に受精した卵子がお腹の中にあるんだと思うと、なんだか不思議な気分でした。
凍結胚の移植は卵子を育てる必要がないので、切り替え前の通院は楽になります。しかし切り替え後は子宮内膜を厚くする為、着床を助ける為のホルモン補充に毎日の通院が必要となりました。判定日は切り替えから16日後、それまで毎日通院が必要でした。
判定日、私は妊娠することができました。毎回判定日に先生のところへ行くのが怖かったのですが、初めて笑顔で「おめでとう」と言われたあの感動は今でも忘れられません。

後輩ママへのアドバイス

凍結胚があるということは、その分採卵をしなくて済むということです。また排卵誘発も質の良い卵子を育てる必要がないので、通院回数が採卵時に比べると楽になります。切り替え後は毎日通院になるので、それまでは自分の心にゆとりを持って過ごすと良いかと思います。

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