凍結胚盤胞移植の体験談

2つの胚盤胞を同時に移植

体外受精を2回やって妊娠できなかったため、3回目の体外受精では2つの胚盤胞を同時に移植することになりました。先生からは2つの受精卵を同時に移植すれば、多胎妊娠の確率が高くなりますが、2つの受精卵があると競争し合って着床しやすくなるとも説明されました。
なかなか妊娠できないから少しでも可能性があるならばと思って挑戦することにしました。
私の場合、胚移植はホルモン剤を服用して人工的に子宮内膜を厚くして黄体ホルモンを維持する方法だったので、移植周期はずっと薬を服用していました。
私の体のホルモンバランスもしっかり管理されているし、胚盤胞は授精してすぐの初期胚に比べて成長した受精卵で着床しやすいとも言われているし、2つの胚盤胞を同時に移植するから、今回こそは期待できると思っていました。
移植後は飲み薬に加えて膣錠と注射で黄体ホルモンを補充して、判定日まで待っていましたが、結果は残念なことになってしまいました。移植の条件からかなり期待してしまっていたので、落ち込みはひどくてしばらくは治療を休もうと思ってしまいました。
結局その後は人工授精に3度挑戦しました。しかし、それでも妊娠できず、4回目の体外受精に挑戦して妊娠することができました。この時の体外受精も2つの胚盤胞を同時に移植しました。うまくいかなかった過去があるため、不安でしたが諦めずに挑戦してよかったと思います。

後輩ママへのアドバイス

2つの胚盤胞を同時に移植して貴重な受精卵が2つ同時になくなってしまうとショックは大きいですが、最終的には思い切って挑戦してよかったと思っています。自分たちにできる範囲で少しでも可能性の高い方法を選ぶとよいと思います。

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