二人目不妊からの三人目即妊娠
若い時から多少の生理不順を感じていたものの、婦人科などにかかることもなく25歳で結婚しました。
しばらくは夫婦二人だけの時間を持ちたいと思い、2年ほどは避妊をする生活でした。
しかしいざ子供が欲しいと思ってもなかなか授かることができず、自然妊娠を目指して1年後、ようやく不妊治療を行っている婦人科にかかり、一通り必要な検査を夫婦で受けました。
しかし特に決定的な不妊の原因は見つからず、ホルモンバランスを整える薬を服用しながらタイミングをみて自然妊娠を目指しましたが実らず、その後3度目の人工受精で妊娠に至りました。一人目の出産は30歳目前でした。
産後は母乳の出がかなり良かったので完全母乳で育てましたが、二人目を授かりたい気持ちが強く、生理を起こさなければと思い、まだまだおっぱいを欲しがる娘に反して、1歳半の時に断乳し、その2ヶ月後から生理が始まりました。
一度出産すると子宮の環境が整うという話を聞いたことがあり、事実、一人目がなかなか授からなかった人が二人目はすぐ自然妊娠する話をよく聞いたので期待していたのですが、私には当てはまりませんでした。
結局32歳で一人目のときと同じ病院を受診し、ホルモンバランスを整える薬の服用と注射をしながらすぐに人工受精を開始しました。
5度の人工受精をしても授からず、体外受精へのステップアップを提案されましたが、特に決定的な原因がない不妊症だったので体外受精には踏み切れず、7度目の人工受精で授かり、34歳で出産しました。
ちなみに、二人目も1歳半で断乳後、三人目は治療はせずに自然に授かれば産みたいという気持ちでいたら、断乳後の最初の生理のあとすぐに妊娠しました。
二人産んでようやく子宮の環境が整ったのかもしれません。
二人目不妊の治療でいちばん大変なのは、子連れで受診することです。
不妊外来は待ち時間が長い上に、患者さんからの「一人子供がいるんだからいいじゃない」という無言の圧力を感じ、ストレスの元となります。子連れでも通院しやすい病院選びがポイントです。