早産 33週での出産の体験談

私の予想外だった出産

私は、36歳で人口受精にて妊娠しました。不妊治療を初めて10ケ月、妊娠。妊娠後は仕事を続けながら、充分気をつけて生活をしており、お腹の胎児も私も異常無く、健康でした。

病院がやっている母親学級に6ケ月頃から通いました。同じ頃に出産予定の未来ママが沢山いてとても為になりました。そのママたちとの話…。今、何グラム?なんか、うちは、ちょっぴり小さめなんだなと思っていました。

夏、7月の暑い日。隔週の検診、33週目。先生に「赤ちゃん、大きくなっていませんね。」と言われ、確か2000g位だったと思います。何の知識の無い私は「後、一ケ月位で1kg位増えるんですね。」と言い返しました。モニターなど様々検査をして、午前中診察室、1人で居残りのような状態。そして、先生は「毎日、赤ちゃんの様子診せに来れます?」毎日?と思いながらも仕方なく「はい。」と答えると、「じゃ、毎日来れるなら、入院しちゃいましょうか。ご家族に連絡を。」と…。出産準備の為に、早々入院支度をしてあった私はそれを夫に持って来てもらいました。病室に入ると、先生が「急ですが、これから、帝王切開で出産します。」と言われ、私は何の心の準備も無く、不安を抱く余裕もなく、出産となりました。サンダルに籠バックひとつで来た私がいきなり、出産。びっくりしました。自宅で産気づいたらどんな風に病院に行こうかとばかり考えていた私。予期せぬ出産になりました。そして、産まれた我が子は男の子。「少し小さいから、こちらで見守って行きますね。」目が悪くて、実感もなく、よく分からなかっです。体重は1700gでした。暫くすると、ようやく、これは夢じゃないんだと分かり、泣けて泣けて仕方ありませんでした。早産の理由は胎盤機能不全とのこと。誰に責任がある訳でもないことは説明を受けましたが本当は、後1ケ月、お腹の中で栄養摂れたのに、そんなに、小さい身体で出て来させちゃってと罪悪感。障害があったらどうしよう…と。私の身体はまだ、母親になりきれておらず、おっぱいが中々出ませんでした。痛いお腹を抱えて毎日、NICUまで通いました。どの看護師さんも良い方で、色々教えて下さり、色々励まして下さったりで、私の不安を少しずつ、取り除いて下さいました。息子は小さいけれど、どこも異常がありませんでした。が、2300gになるまでは退院出来ないとのことで、私が先に退院して、息子は入院。毎日搾乳しておっぱいをあげに1ケ月以上通いました。育児練習の為、1日寄り添う為に私が入院した日もありました。晴れて退院の時は泣いた泣いた、泣けました。1ヶ月検診も、市の3ヶ月検診もいつも、居残り。小さかったから。でも、どこも異常無く、元気でした。息子は8ケ月までシナジスという注射を打ちに、また、検査などのために小児科に通いました。

現在、息子は元気元気。小さめですが、離乳食を始めた頃から平均曲線ギリギリに入り始めました。退院後から、完全母乳で未だにおっぱい飲んでいます。寝返りをしたのが7ケ月過ぎでしたが、歩き出したのも人並みでしたし、言葉も早かったです。元気であることに感謝です。

後輩ママへのアドバイス

出産は人それぞれ。予定通りにはいきません。まずは、自分自身の身体を大切にすることが、お腹の赤ちゃんにとっても育ちやすい環境なのだと思います。

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