胎盤機能低下で誘発分娩
初産ということで自然分娩を希望していましたが、38週目の検診で胎盤機能が低下していることがわかり、日付を決めて誘発分娩する運びになりました。本来、胎盤機能の低下が判明した場合は赤ちゃんの命を最優先にし、すぐに陣痛促進剤投与や帝王切開になるそうですが、私の場合は子宮口が開いてきていること、私自身が基本的には自然分娩を希望していることなどを加味されギリギリまで自然に陣痛が来るのを待とうということになりました。しかし、39週の後半になっても陣痛は来ず、もうこれ以上待つべきではないという医師の判断で40週2日で計画分娩をすることになりました。金曜日でしたが、陣痛は全くないまま朝から促進剤投与を開始。その日は出産につながらず夕方には家に帰されました。そのまま土日は自宅待機をし、また月曜、火曜と投与。火曜日に無事に出産に至りました。私の場合はなかなか薬が効かず投与後すぐに出産とはなりませんでしたが、計画分娩の利点の1つは自身だけでなく家族も心づもりができるという点だと思います。特に立ち会い出産をされる方は、私のように予定通りにいかない場合もあるにせよ、都合はつけやすいのではないでしょうか。計画分娩というと「自然の摂理に逆らっている。」といった否定的な意見も聞かれますが、命の危機に限らず様々な理由でそれを選ばなければならない方も世の中にはいらっしゃると思います。1つの考えに固執せず、後悔のない出産をみなさんにして欲しいと思います。
元々は自然分娩希望でしたので、最初は計画分娩に抵抗がありました。しかし予定が決まってしまうと意外と楽なもので「よし!この日に産むぞ!」という意気込みが出てきました。覚悟を決めるまでは複雑な思いもあるかと思いますが、出産自体はとても良い経験、思い出になると思います。明るい気持ちで臨んでいただけたらいいなと思います。