人工授精へのステップアップ

私は結婚してすぐに子作りを始めました。最初は自己流でタイミングを取ってやっていましたが妊娠せず、年齢の事も考えて不妊病院を受診することを決意しました。
病院でもタイミング指導を何回かやりましたが妊娠には至らなかったので、先生から人工授精へのステップアップを勧められました。
本格的な不妊治療というのは初めてだったのと、仕事もしていたので通院の頻度とかも心配でしたが、通院の頻度は今までとたいして変わらなかったので安心しました。
人工授精の基本的な進め方は、内診で卵胞の大きさを計って排卵しそうな日を特定してもらい（これはタイミング指導の時と同じです）、指定された日の朝、旦那に病院から渡された指定の容器に精子を入れてもらいます。
それを持って病院に行き、精子を洗浄してもらいスポイトのような器具（カーテンで仕切られているので実際は見ていませんが先生に聞いた話です）で精子を膣に挿入します。これで終了です。
治療自体は全然痛みもなく通常の内診と変わりませんでした。本当に入ったの？という感じです。
ただ、その後、人によるかもしれませんが私は排卵を促す注射を打って帰ったのですが、その注射が痛かったと記憶してます。
人工授精した次の日にちゃんと排卵したかどうかの確認に行き、排卵していたので、また生理が来るかどうか待ち、来たらリセット、来なかったら妊娠（これもタイミング指導の時と同じです）になります。
私は上記のような人工授精を３回しましたが、いずれも妊娠には至りませんでした。
ですが、人工授精を経験したことで、体外受精へのステップアップの抵抗が少し減ったように思うのでやってよかったと思います。