切迫早産で入院後、そのまま出産
23歳で二人目のこ子供を妊娠したときの体験談です。一人目は25週で切迫早産と診断され、実家に暮らしていたので、そのまま自宅安静となり予定日前日の39週6日で出産しました。一人目が切迫早産だったので、今回の妊娠も切迫早産と言われてしまうかもという不安はありましたが、一人目のときはなんとか予定日前日までもったので、今回も大丈夫だろうと心のどこかで思っていました。そして、二人目は順調に33週まで過ごすことがてきていました。ただ最近、横になっていてもお腹が張りやすいな…なんだか赤ちゃんの位置が下がってきてるような気がする…と思いながら健診に向かいました。経腹エコーでは問題はなく順調だったのですが、念のためにしてもらった経膣エコーと内診で子宮口が2?開いていて、赤ちゃんの頭も子宮口の出口ぎりぎりのところにまで下がってきていることがわかりました。その後NSTでお腹の張りの間隔を測定すると、まばらではあるけれど一番短いところでなんと15分間隔。陣痛がきていました。そのときの推定体重は約2200g。週数的には自発呼吸も可能、病院にはNICUがあったので、そのまま出産することに。大急ぎで仕事先にいる主人を呼びました。経産婦で切迫早産ということでそれから三時間のスピード出産。どうにか主人も間に合い、誕生の瞬間を夫婦で迎えることができました。出生体重は2450g。出産後すぐに呼吸器をつけられ、保育器に入れられ、NICUに入院しました。それからは3時間ごとに搾乳してNICUに届けるという入院生活でした。はじめは一緒に退院できないかもと思っていましたが、出産から6日後、体重は2500gになり呼吸も安定して、黄疸も出ていないということで一緒に退院することができました。今では4ヶ月になり体重は5500g標準よりは少し小さめですが、母乳をたくさん飲む元気な子に育っています。
切迫早産はどんなに健康な妊婦さんでも突然起こるかもしれないトラブルです。もし切迫早産や早産になってしまっても、自分を責めず赤ちゃんを守ることに集中してください。早産でなくても、体重の増えが良くないとか逆に増えすぎるなんていう心配事はよくあります。そのときは心配で心配でしょうがないかもしれませんが、あとから思い返してみれば良い思い出なんてこともあります。