男性型骨盤で帝王切開

妊娠１０ヶ月になり、身長が低いと骨盤の幅も狭いのでレントゲンを撮ることになりました。診断は、男性型骨盤でした。普通女性の骨盤は、横長なのですが男性型骨盤は、縦長なので赤やんの頭が入りにくいそうです。でも、私の赤ちゃんは、頭が少々大き目で入りにくいどころかはっきりと「骨盤には、はいりませんね。帝王切開ですね。」と。帝王切開は、３８週目になったらすぐしますとのことでした。３６週目なのにすでに２８００gを超えていて予定日には３５００ｇを超えているだろうといわれ、初産で予定日は過ぎるだろうから巨大児が生まれるかもとも言われていたので予定日よりも１０日早くの帝王切開になって少し安心しました。帝王切開をする日も決まったので不安な気持ちよりももうすぐしたら会えるという嬉しい気持ちでいっぱいでした。帝王切開は夕方だったので朝食を食べた後は入院して絶食で水だけ飲んでもいいということでした。予定の時刻ごろ呼ばれる前にトイレに行こうと向かったのですが看護師さんに「分娩室いくわよ～トイレは行かなくて大丈夫、管通すからね」といわれトイレに行くはずがそのまま分娩室にいきました。麻酔を背骨に打つのですがむくみが出ていてなかなか針が入らず３回もやり直しになりあの激痛は忘れられません。しかも、麻酔がききすぎ一気に血圧が下がったものだから意識朦朧となり、「あれ？もしかしてこのまま死んじゃう?」なんて不安にもなりました。あれよあれよというまに３３６８ｇの元気な男の子が無事に生まれました。帝王切開後は傷がかなり痛いのにすぐに歩かされると周りから聞かされていたのですが、薬嫌いだった私は痛み止めが効いてくれてしんどかったのは２日間だけでした。看護師さんも「普通に歩けるの？？」ってみんな不思議がっていて私にはなんでそんなに不思議がるのかわからないほどでした。私にとっては普通分娩よりこの予定手王切開の方が覚悟と安心でよかったのだと思います。