予定帝王切開の体験談

逆子が戻らず帝王切開へ

2人目の妊娠。
1人目の時にお世話になった個人病院へとまた健診に通い始めました。
週数が進むにつれ、着々と大きくなってくるお腹の子は、健診の度に「逆子になってるね」と言われていました。産まれる頃までには戻るとは思いますよ、と言われながらも、いつまで経っても逆子のまま戻る気配もありません。病院の勧めで逆子体操などもしていましたが効果もなく、次第に子どもの頭が私の肋骨を圧迫するようになり、その痛みで食事もあまり取れなくなってきました。
先生が言うには、大きくなってきた子どもの頭が肋骨にはまり込んでいるせいで、逆子体操をしても戻れなくなっているのだろう、との事。結局、3月上旬の38週で帝王切開の予定が決まりました。
元々の予定日が3月下旬で、4月には上の子の幼稚園入園も控えていたので、予定が立つのは正直ありがたかったです。
入院当日、念のため逆子が戻っていないか確認の健診を受け、内科の健診、剃毛、浣腸などを経て、夕方に手術を行われました。目元にタオルを乗せられ、部分麻酔で痛みはないものの声はハッキリ聞こえるしお腹を押されたりする感覚もわかります。自然分娩とはまた違う出産の苦しさや圧迫感。苦しい時は、看護師さんがしっかりと手を握って励まして下さいました。無事に産声が聞こえた時はホッと力が抜け、術後の処置が終わった後に、看護師さんが元気な子どもの姿を見せて下さると、涙がこぼれそうした。

後輩ママへのアドバイス

自然分娩と帝王切開。どちらも体験しましたが、どちらも新たな生命の誕生という感動は変わりません。
出産時の苦しみも、どちらが楽という事もないように思います。
それでも、産まれてきた我が子を抱ける喜びは何にも勝るものだと思います。
出産を控えた皆様が、この感動を体験できますように。

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