新生児期の授乳の体験談

乳首の痛みとの闘いでした。

新生児の頃は2〜3時間の間隔で

授乳をするというものが一般的ですが、

母乳の出方や赤ちゃんによっては

30分〜1時間間隔での授乳や

2時間ずっと乳首を咥えっぱなしなど

お母さんや赤ちゃんによって

授乳のペースは様々です。


また、授乳のトラブルも人によって様々で

乳首のトラブルや

乳腺炎などのおっぱいトラブル、

睡眠不足による母乳の分泌の低下など

人によって悩みが違います。


私は母乳の分泌が良かったことと

赤ちゃんがたくさん飲んでくれることもあり

授乳ペースは一般的よりも少ない

3〜4時間間隔でしたが、

赤ちゃんが乳首を吸うことによって

乳首が伸びる際にヒビが入り、

乳首全体があかぎれのように

傷だらけになりました。

出血もしてしまい、

あまりの痛みに授乳が毎回憂鬱でした。


夜中など、

赤ちゃんがなかなか寝付けない時は

1〜2時間乳首を咥えっぱなしなども

よくありましたが、

その間ずっと涙が止まらないというほど

乳首が痛かったのを覚えています。


助産師さんに正しい吸わせ方を習い、

浅吸いなどはさせていませんでしたが

それでも赤ちゃんの

ものすごい吸引力により

乳首が伸びてしまうのです。

あんなに小さい体なのに

ビックリするほどの吸引力です。


乳首カバーなどを使用しても

乳首を吸われる感覚や

乳首が伸びる感覚は変わらず、

やはり痛みました。


もちろんありとあらゆる

乳首の保湿や傷の治癒に励みましたが、

一度赤ちゃんに吸われると

また傷が出来る、という日々でした。


そんな痛みが毎日続き、

睡眠不足によるストレスと

痛みのストレスがピークに至り

母乳での授乳を一度やめてしまいました。


粉ミルクを初めてあげた時、

赤ちゃんへの罪悪感よりも

痛みが無いことの感動の方が

大きかった事が忘れられません。


赤ちゃんも哺乳瓶や粉ミルクを

嫌がらず飲んでくれたということもあり、

助産師さんと相談し

本格的に粉ミルクに移行しました。


しかし母乳の分泌が良かったので

需要と供給のバランスが合わず

乳腺炎になってしまい、

40℃の熱や吐き気により

また何日か産院にお世話になりました。


熱が下がると同時に

母乳の分泌が止まり、

おっぱいのトラブルから解放され

卒乳まで粉ミルクで育てました。


結局、私は二週間ほどしか

母乳育児が出来ませんでしたが、

それでもスクスクと育ってくれた子どもに

とても感謝しています。


祖母などには

「母乳育児をしなさい」と

強く言われましたが、

私はそうは思いません。


今は粉ミルクも母乳に近い成分で

とても赤ちゃんのことを考えていて、

良いものが作られています。


赤ちゃんを預けやすいことや

腹持ちの良さなどの利点も多いです。


もちろん母乳が一番だとも思いますが、

母乳でも粉ミルクでも

子どもへの愛は同じです。

後輩ママへのアドバイス

初めての育児は模索の日々です。


周りにどんなことを言われ、

どんなことを薦められても、

そこに正解はないような気がします。


育児は”人それぞれ”です。

赤ちゃんとお母さんで

自分なりの正解を模索してくださいね。

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