まさか自分がこんな大変なことに
出産時に切開をしたので先生に縫ってもらい、分娩台でしばらく痛みが引くのを待ってから部屋に移動する予定でした。ですが待っても待っても切開をしたあたりの痛みが引かず我慢できなくなり、助産師さんに痛み止めを貰って飲んでみても効かず、やっぱり痛くて「縫ってもらったところが痛い気がするんです」と先生にもう一度診てもらいました。先生は「傷は綺麗に縫えてますよ」との事でもう一度痛み止めを出してもらい30分ほどで痛みも良くなると思いますよと言われました。でも薬が効いてる感じもなくだんだん痛みが増す一方で、これは絶対おかしい!もう一度先生に診てもらおう!と主人が言い出しましたが私はじっとしていても解決するわけではないのはわかっていましたが診察でちょこっと触れられるのでさえ激痛、少し体制をかえるだけで激痛だったのでもう少し強い痛み止めをもらって、もうそっとしておいてほしい。もしかしたら次の薬は効くかもしれないし。と痛みと疲れとで診てもらうのも辛くなってしまい助産師さんにそのまま伝えてみました。ですが冷や汗をかいてしまうほどの痛みが続いているのはおかしいから辛いけど診てもらいましょうと...5時に診察をしてもらったので12時に出産してから5時間も冷や汗をかきながら耐えていたことになります。一度縫った糸を解いて中を診ますと言われて痛いのと怖いのとで泣きました。結果は膣壁裂傷、膣壁血腫。お産の進みが予想以上に早かったことで膣がビリビリに破れてしまい、赤ちゃんが出てくる時に勢いがあったからか血腫もできてしまっている。まず血腫を取り除きます。と、すぐに処置が始まりましたが血腫を取り除くと血が止まらず大量出血で輸血が必要になり、下半身麻酔をして輸血を受けながら裂けているところを縫い合わせてもらいました。入院中は車椅子生活、退院後も2週間は痛み止めを飲まないと常に痛くて産後1ヶ月間は座るのは痛くて怖くて授乳は立ったままでした。輸血を受けたので肝機能が低下していないかなどの経過観察が必要で産後半年は定期的に血液検査をしに産婦人科へ通いました。
まさか自分のお産がこんなに大変なことになるとは思っていませんでした。あのまま痛みに耐えて過ごしていたらと思うと今でもぞっとします。何かおかしいなと思ったら色々な人に聞いてもらった方がいいと思います。