通常より倍の出血量だった
最後の妊婦健診の時(予定帝王切開で、出産の6日前、37週)、いつもと違う曜日に健診に行ったので、初めての医師による健診だった(予約日によって医師が違う病院だった)。この日は待ち時間が長く、一人あたりの診察時間が長い。私の番が来て、いつもの医師よりもじっくりゆっくり見てくれる先生だった。そのせいなのか、時期的なものなのかわからないが、この日「胎盤が、切る辺りにあるので、出血多くなるかも」と言われる。今まで受診していた医師からは言われたことがなかったので少し不安になる。
29週の時血液検査で軽い貧血ぎみで、予定帝王切開が決まっていたので、鉄剤を処方されていたのを飲み続けていた。
手術当日、帝王切開手術後、医師から手術の報告を説明された際、出血量が多めだった事を言われる。「羊水込みで2リットル近くで、出血量多めだったが、輸血はなし」と説明される。羊水と出血を分けて計測できないので、合せた量。後日母子手帳を見ると「出血量 多量、1965ml(羊水込み)」と記載されていた。入院中は赤ちゃんの世話とキズの回復でいっぱいいっぱいで通常がどの程度の量なのか聞く余裕がなかったが、退院後ネットでしらべたら、羊水込みで1リットル程度が正常という書き込みを見て、その倍量だと知りビックリ。
術後翌日に立った時、軽いめまいがあったが、2日目ごろから回復。入院中は点滴から鉄剤を注入してもらう。退院前の血液検査で、まだ軽い貧血があるが、数値が回復してきているので、退院後5日間分鉄剤を処方される。数値が低すぎると、入院が伸びると言われたが、予定通り10日(術後8日目)で退院できた。
入院中の食事はすべて完食し、退院後はひじきなど鉄分多めの食事と、入院中に「グリコの毎日ビテツ」をサンプルでもらい、美味しかったので1か月分ネットで購入し飲んだ。退院後、貧血による自己症状はなかったが、処方された分はすべて飲みきる。
術中の出血は自分自身ではどうにもできないので、医師に任せるしかないですが、貧血予防は自分自身で出来るので、日ごろから鉄分を補うようにすると良いと思います。食事だけで摂取するのは結構大変なので、医師から処方された鉄剤はきちんと飲みましょう。