妊娠性痒疹の体験談

本当につらい妊娠性痒疹

じんましんにかかったことありますか。
私は1度経験していますが、とてつもない激しい痒みですよね。
痒いことがこんなに辛いなんて、だったら痛い方がましだと、この時知りました。
つわりもおさまった妊娠4か月を数えたころでした。じわじわとかゆみが私を襲い始めたのです。
最初は胸やお腹が痒いので、「大きくなってきたから皮膚が伸びてかゆいのかな。」と思い、妊娠線用の
クリームを塗っていました。
が、そのうち痒みはさらにひどくなり、赤いポツポツもでき始めました。
夜、無意識のうちに掻くことで傷にもなり始め、これは良くないとかゆみ止めをつけましたが、
やむ気配がないどころか、範囲が広がり、腕、足、背中、首筋とあらゆるところに痒みがおよび、
だんだん我慢できなくなってきたのです。冷やしてみたり、たたいてみたり、それでも痒みはおさまらず、イライラするし、究極、本当に辛くて泣き出してしまうほどでした。
息子も心配して「お薬は?」なんて聞いてきました。
そんなとき、ネットで調べてみると、これが妊娠性痒疹らしいことが判明したのです。
中でも私のものは重症のようで、皮膚科に行くべきだと知り、薬を処方してもらうことにしました。
痒みが始まってからすでに1か月以上が経っていて、妊娠5か月以降であれば使える薬というのがあったので、産婦人科の先生に相談の上、安心して治療することにしました。
妊娠中の出来事、我慢できるものは我慢しよう、と頑張りすぎてしまった結果だったと今思います。
妊娠中は色々なことが起こります。体の不調は早めにうったえ、心身ともに健やかにいることがお腹の
赤ちゃんにとって一番だと思います。
皮膚科へ行って、まずそれだけでも精神的に安心できたし、治療することで痒みもおさまりつつある今、
掻きむしってイライラしていたことが嘘のようです。

後輩ママへのアドバイス

つらいものをつらいと言っていけない訳はありません。お医者さんも最初は我慢した方がいいというかもしれませんが、どれだけ本人が辛い思いをしてストレスをためているか、その影響がお腹の赤ちゃんにもあることをよく考えましょう。出産までの道のりは長いのです。健やかに安静に過ごせることが母子双方にとって一番大切なことです。

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