妊娠性痒疹の体験談

突然のかゆみと闘った半年間!

私が妊娠6か月を迎えた頃、その症状は突然襲ってきました。

私は特別肌が弱いとかはなく、少し乾燥肌であることぐらいしか肌トラブルはありませんでした。そんな私に起こった病気の体験談です。

ある日のことです。シャワーを浴び、いつも通り普段使っている保湿クリームを体に塗ってベッドに入り眠りにつこうとしてた時のこと。体中が突然痒くてたまらなくなり、その後一晩中眠れなくなってしまいました。痒みに襲われ続け、疲れ切って寝ることができたのは翌朝になってから。妊娠中は体温も上がりますし、お風呂にシャワーを浴びたのち、体温があがることで痒くなったのだろうと、その時は放置していました。

しかし、また次の日も、その次の日も痒みはおさまらず、既に掻きむしってしまったことで体中には内出血の痕ができ、かさぶただらけになってしまっていました。これぐらいのことで病院に行くのもなあ、と、どうにか自分で痒みを抑える方法を探しました。

敷布団やシーツは毎日洗うようにし、毎日ファブリーズを使って除菌しました。シャワーはかなりぬるめにして浴びました。服の素材は綿にし、柔軟剤はパラベンフリーなものを選びました。内服薬は自己判断では怖かったため、痒み止めという痒み止めは使いましたが効果は見られず、毎日の寝不足、悪阻、隣で気持ちよさそうに寝る旦那にもイライラし、妊娠の諸症状等で頭がおかしくなりそうでした。

そこでようやく皮膚科を受診し、妊婦さんにまれに起こる病気の妊娠性痒疹だと診断されました。ヒルドイドソフト軟膏をもらいましたが、結局は効果は見られず、気休めとして使うほかありませんでした。皮膚科を受診し、お薬をもらい、治る人もいるそうです。治らない人は、出産まで耐えなきゃいけないと言われ、気が遠くなりそうになったのを覚えています。

ですが、産後は嘘のようにピタッと痒みはおさまり、今は掻きむしったせいでできた痕を治すために努力しています。赤ちゃんにはなんの影響もなく、元気に産まれてくれました。

皮膚科を受診したおかげで、私のほかにも同じ症状の人がいることも分かり、薬の効果こそはありませんでしたが、妊娠中は少しでも気になったら病院にかかるべきだと、改めて思わされた一件でした。

後輩ママへのアドバイス

体験にも書きましたが、妊娠中は少しでも気になったらすぐに病院にかかるべきだと思います。どんなに小さなことでも、そのことでママがストレスを感じていては、赤ちゃんにも伝わってしまうかもしれません。私の症状もただの痒み、ですが、本当に命を絶ちたくなるほどのつらい経験でした。一人で我慢せずに、お医者さんや周りの人を頼って、元気な赤ちゃんを産んでくださいね。

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