食物アレルギーの体験談

マルチアレルギーに気付いたきっかけ

生後4ヶ月、完全母乳の子どもが乳児湿疹が治らず、病院から食物アレルギーの検査をするよう指示がありました。乳児湿疹は耳の裏や頭皮、頬っぺたから黄色い汁が出るほどひどいもので、お薬を使っても効かない状態でした。原因はおそらく母乳を通じてアレルギー物質が子供の身体に入って反応を起こしているとのこと。4ヶ月の時には皮膚のパッチテスト、5ヶ月の頃には血液検査を行い、検査の結果、卵?小麦?大豆?乳製品のアレルギーが発覚し、母子共に除去食をするようになりました。除去後は程なくして湿疹もおさまっていき、皮膚症状は落ち着きました。

対象のアレルゲンについては血液検査の数値も高く、アナフィラキシーショックを起こすレベルの可能性もあるため、病院で負荷試験をしながら様子を見ていくことになりました。負荷試験とは少量の対象となる食べ物を病院で与え、症状の出方をみるというものです。負荷試験を受け出して2年が経ち、子供も3歳になりましたが、残るアレルゲンは卵のみとなりました。今でも市販のものは食べられないものも多く、外食も制限もありますが、病院での治療のおかげもあって大きなアレルギー症状が出たという事故もなく過ごせています。

後輩ママへのアドバイス

アレルギーを持つお子さんは増えていると言われているので、離乳食は育児書通り、少量ずつ与えるのを守られることをお勧めします。

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