食物アレルギーの体験談

アレルギーっ子ママの悩み

長男は、生まれてすぐから発疹が酷く出ました。赤ちゃん訪問の助産師さんには「乳児湿疹だから大丈夫」と言われましたが改善せず、首のまわりがジュクジュクし始めたので病院に行きました。病院で「これは乳児湿疹ではなく、アレルギーだ。母乳なら、お母さんが卵と乳製品を控えて。ミルクならアレルギー用ミルクを使うように」と言われ、ミルク育児だったのでアレルギー用ミルクに変えました。


それから発疹はかなり改善しましたが、離乳食の時期にまた酷くなり、「離乳食をスムーズにすすめられるように」と、ザジテンというアレルギー用の薬を処方されました。離乳完了する、1歳すぎまでザジテンを飲んでいましたが、発疹が出にくくなったので1歳1ヶ月でストップしました。同時期に血液検査を行い、卵に反応が出ました。


それからも卵と牛乳を除去していましたが、1歳半の時に乳製品を初めて与えました。反応は出ず、ほっとしました。


2歳半の時、長男が誤ってメロンパンを口に入れました。一口でしたが、顔とお腹に発疹が出ました。さいわい呼吸困難などの症状は出ず、発疹も15分程でおさまりました。


その後も卵の除去は続け、4歳の時、卵が入ったクッキーを食べさせてみました。その時には発疹が出ず、その他の症状も出ませんでした。


現在長男は6歳ですが、卵が入った菓子、パン、ハンバーグなどの加工品は食べさせています。自分で卵を使って作るハンバーグは、工場製品より加熱温度が低くなるのでまだ食べさせていません。これからのんびり試していこうと思います。

後輩ママへのアドバイス

子どものアレルギーは、かなりの確率でいずれ良くなります。ですが、小さい頃に「食べられなくて可哀想」と与えて発作が起こる、という事をくりかえすと治りにくくなるそうです。「食べられなくて可哀想」なのは数年ですが、「発作が起きて苦しい」のは一生続きます。アレルギーが酷いうちは、心を鬼にして、与えないようにしましょう。


勿論命にかかわる場合は当然、ママはパパは必死で除去すると思います。その時に意外な敵になるのが「祖父母」です。私もお医者さんに、「ジジババは勝手に何でもあげるから、毅然と断りなさい」と言われました。祖父母にとってママ、パパは自分の子どもなので、「彼らの言う事を聞く必要はない」と考えています。子どもにアレルゲンを与えるのをやめないなら会わせない、ぐらいの覚悟でいいと思います。

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