お腹が張りやすい体質だったので、ずっと張り止めを使っていました

私は妊娠初期からお腹の張りをよく指摘され、張り止めの飲み薬をずっと処方されていました。でも、私自身はお腹の張りがどんな感じか全く分からず、はじめて指摘されたときはお腹を見てすぐに分かるほど張っていたようなのですが、お腹が大きくなってきたんだと勘違いしていました。分かるようになったのは、入院して1ヶ月半くらいして、お腹が張らない時間の方が長くなってからでした。自分が苦しくないのでお腹が張ることの危険性をよくわかっていなかったのですが、先生に聞いたところ、お腹が張ると赤ちゃんに酸素がいかなくなるので、ちょっとの張りでも赤ちゃんは苦しいそうです。最悪、流産したり、出産できても脳性まひで障害を持つかもしれないと聞いて、その重大さを知りました。私はお腹が張りやすかったので、出産まで、入院して点滴を受けたり、自宅安静で張り止めを飲んだりして過ごしました。
入院している間に、お腹が張らないように看護師さんからいろいろ教えてもらいました。とにかく横になって動かないこと、トイレや食事に起きるときはゆっくり動くこと、身体は冷やさないこと、寝る姿勢は横向きで膝を曲げる、疲れ目もダメ、などたくさんありました。ちょっとトイレに行くだけでも、何か羽織らないとお腹が張る、などはしょっちゅうでした。自宅安静のときも、家事も何もしないでとにかく横になって、仕事から帰ってきた旦那が全部やってくれました。
妊娠後期になると、お腹の張りが落ち着いてきて、散歩程度なら出かけてもいいと言われたりもしましたが、ちょっと車で遠出したりするとすぐお腹が張ったりして、点滴を受けたこともありました。出産までちょっと油断するとお腹が張る、という感じが続きましたが、元気な赤ちゃんを産むことができました。産まれたその時はちょっと小さかったくらいで、保育器もいらないくらい元気に産まれてくれました。心配していた障害もみられず、1歳を過ぎた今も発達の遅れもなく元気に過ごしています。