ホルモン剤を打たなくても妊娠
10代の頃から生理はずっと不順で、28日周期で来たことは一度もありませんでした。17,18歳の頃は半年間生理が来ないことも数回あり、婦人科にもかかりました。よく覚えてはいませんが何かしらの検査もして、当時の婦人科医には「女性ホルモンが少ないことによる生理不順なので、妊娠したいときはホルモン剤を打ちましょう」と言われました。
20代前半の頃はさすがに半年間生理が来ないことはありませんでしたが、35-45日周期で、毎月生理がいつ来るかもわからない状態でした。婦人科医に勧められて基礎体温も測ってみましたが、常に低く、低温期も高温期もなかったので、一年ほど測ってやめてしまいました。
27歳の時に一年海外留学をしましたが、最初の3か月間はまた生理が来なくなりました。ストレスや環境の変化で体に負担がかかったからだと思います。その後日本に戻った時に漢方茶として母親が飲んでいた高麗人参茶と一日一回飲むようにしました。知り合いの女性はお茶を飲み始めてから、生理不順が改善されたと話していましたが、私の場合は冷えの改善や体の調子がいいと感じるのには効果がありましたが、基本的に生理周期は35-45日とずっと不順のままでした。
29歳の時に、以前の留学先に戻り、そこでパートナーと生活をすることになりました。すでに知っている場所で、最初のうちは仕事もしていなく、毎日満員電車に乗って通勤する生活で感じていたストレスから解放されたからか、それとも初経からだいぶ時期が立ったからか、生理周期は30-35日と落ち着いてきました。その時もきちんとした排卵日は計算できませんでしたが、一か月に一度生理が来るのは人生で初めての事でした。
「少ないから打ちましょう」と言われていたホルモン剤を打つこともなく、妊活を集中的にすることもなく、そろそろ子どもでもと思っていた30歳過ぎに自然に妊娠をしました。出産後はあんなに不順だった生理が25-27日周期できちんと来るようになりました。
私の場合は若いころはホルモンの影響で、歳とともにストレスが原因での生理不順だったのだろうと思います。
あまりに生理不順が続くようなら医療機関の受診もお勧めします。私の10代の頃のように、ホルモン量などが原因の場合は医療の力を借りるという選択肢もあると思いますので。