産後の体調の体験談

立つことも座ることも辛かった半年間

私の場合は、息子が4キロ以上でしたが、帝王切開ではなく普通分娩で頑張りました。息子が大きすぎて回旋異常で(赤ちゃんが逆に回っておりてこようとする状態)なかなかおりてこられず、吸引分娩法という赤ちゃんを吸い出す方法で出産しました。

トイレ詰まりなどで使うラバーカップに似た形状の物を膣に入れられ、それを何度もカッポンカッポンやられるものだから、すごく痛かったです。もちろん下半身はボロボロになり、膣付近も中もお尻付近も裂けまくりました。あの痛みは一生忘れません。

30針近く下を縫われ、ずっとチクチクして変な感じがしました。

その後の悪露もなかなか減らないし、膣もお尻も痛かったのでガニ股で変な歩き方になりました。退院してからも、座ってもお尻が痛いし立っても膣付近が擦れて痛いし、立ったまま息子を抱っこして直立不動の時がありました。息子はなかなか寝てくれなかったので一緒に寝るにも寝られないし、体調も良くなかったので毎日身体が怠かったです。

悪露が無くなったのは1ヶ月半すぎてからでした。縫われたチクチク感が完全になくなって、痛みを感じなくなったのは、息子が6ヶ月になる頃でした。その痛みと戦った半年間は私にとっては、物凄く辛かった半年間です。

後輩ママへのアドバイス

人間の治癒力はすごいものです。私の場合は、治るのに時間がかかりましたが、普通に分娩して赤ちゃんを産んだお母さんたちは3ヶ月ほどで体調も傷も元通りになると言っています。

安心して下さい。母親は強いものです。子どもの笑顔を見ていると、あの時の痛かった思いもいい思い出になります。あの痛みは、息子と私が頑張った証だと思っています。

我が子を産む時、その後の痛みもその時だけです。そう思って頑張りましょう。

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