切迫早産で入院中の破水。
2人目を妊娠したときは喜びと共に心配もありました。
1人目も早産だったので今回も早産かもしれない…
初期は少しお腹が張りっぽいかな?とは思ったものの、まだ切迫の兆候はありませんでした。
しかし産婦人科の先生にも相談し、念のため仕事は辞めることにして家であまり動かないようにしてました。
ところがやはり、23週のときに大出血。
救急で診てもらい、そのまま入院することになりました。
そのとき子宮頸管長は20ミリ。
ただひたすら恐ろしくて、その後は、まずは24週を目指そう、26週を目指そう、28週を目指そう、もうすこし、ああやっと30週になった、もう大丈夫生きられる、でももうすこしお腹にいてね…
と祈る気持ちでじっと動かずお腹の子に話しかけていました。
低気圧のとき、新月のとき、陣痛のような痛みが来て産まれるんじゃないかと思う夜が何度かあり、その度に点滴の量が増えていきましたが、私にできることはただひたすら動かないことだけでした。
34週になったときはかなり気が楽になってました。
できれば36週までもって欲しいなと思っていた頃、明け方少し変な感じがして、トイレに立ったとたん一気に破水。
ああ、、お産になる、、と思いしょうがないので、ナースコールしました。
看護師さんがあわてて来て、陣痛室に移動しました。
点滴を抜いたのですぐにお産になるかとおもいきやなかなか陣痛が訪れず、結局夜中になり、夫も帰ってしまいました。
そうこうしているうちに、すこし痛みが出てきたので、看護師さんに伝えたところ、トイレに行っておいてくださいねと言われたので立ち上がったそのとき、
ずん、と赤ちゃんが下がったのがわかりました。もう股の間にいます。
大声で人を呼び、分娩室に連れていこうとしてくれましたが、それどころではありません。
もう今にも産まれそうです。
なんとか車椅子で運ばれ、横になり、すぐに取り上げてもらいました。
大急ぎで誰かが小児科の先生を呼んでくれました。
産んだ後、子供の泣き声が聞こえないのでとても心配でした。
早産だったので、呼吸するまでに時間がかかっていたようです。
仮死状態という診断にはびっくりさせられましたが、適切に処置してくれたので、子供に障害も残りませんでした。
NICUで子供に会えたときは、ただただほっとして、先生、助産師さん、家族、たくさんの人に感謝しました。
家にいたら危なかったです。
2200gの元気な女の子でした。
出産後の経過は良好で、子供は2週間程で退院できました。
出産後、看護師さんが処置をしてくれながら、こんなに早いお産はなかなか立ちあったことがない…と言われました。
そういえば、陣痛もほとんどなく、すぽんとつるんとでてきました。
10週間入院生活を我慢したご褒美かな?と思いました。
妊娠は病気ではありませんが、なにがあるかわかりませんので、安定期などないと思って大事に過ごしてください。
切迫早産の場合はお産は速いので気をつけてください。
赤ちゃんに会える日を楽しみにリラックスして過ごせますように。