早産 34週での出産の体験談

2kgのない赤ちゃん

妊娠高血圧症候群の為、34週0日、1794gで娘は誕生した。

誕生する3日前から足や顔の浮腫み、血圧の上昇の為入院する。

病院では減塩食、安静を強いられ、テレビや電気は刺激になり血圧が上昇してはいけないので禁止。お風呂、トイレ以外は歩いてはだめ。お腹も張るので基本ベッドで横になり安静にしていた。

入院して、減塩食を食べ、安静にしていたが毎日涙がでる。

不安で仕方がない。

まだ33週なのに、今産まれてはどうしよう。健康に産まれなかったらどうしよう。

毎日泣いていた。泣くと血圧が上がる気がしていたが、どうしようもなく考えては泣いていた。

大泣きした次の日の朝、血圧をはかってもらったあと、先生がやって来て「今日赤ちゃん出しましょう」と言われた。

泣いたらだめなのに、また涙がとまらない。

「昨日泣いたから血圧があがったんだ。」と思った。不安な気持ちを先生に言うと「34週だったら大丈夫!」と言ってくれた。

すぐに救急車でNICUのある大きい病院に運ばれた。救急車で運ばれてる間は血圧が上がらないようずっと目隠しをされていた。

しばらくして大きな病院につき急遽帝王切開で娘が誕生。次の日、車椅子で娘に会いに行った。小さな体。たくさんの管、器具。

涙がでた。「ごめんね、、、」肺に水が少したまっていたそうだが、それは日にちがたてば大丈夫とのこと。

それから1ヶ月娘は入院した。その間毎日母乳を届ける。産んだのに、側にいない、産んだのにお腹にはいないのに側にいないと、時々落ち込むこともあったが、会いに行くと少しずつ管や器具が取れていくのが嬉しかった。

ちゃんと大きくなるのか、健康に育たなかったらどうしようと不安でいっぱいだったが、今隣にいる娘はもうすぐ1歳半。

少し小さめだが元気でおてんばな可愛い女の子。成長する姿が想像できなかったのに、今は本当に元気に育ってくれて心から良かった。赤ちゃんの力はすごい。

後輩ママへのアドバイス

不安だらけの妊娠生活でした。みんながみんな健康な妊婦ではなく、妊娠はいつ何が起こるかわかりません。お腹の赤ちゃんと身体を大事にしてください。そして、早産でも、今の医療技術はすごいし、赤ちゃんの力もすごいです!

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