光線治療を受けている姿に涙
予定日を1週間ほど過ぎて産まれた割に2800g台と標準的な大きさだった娘は、産まれてすぐからおっぱいを飲み元気でした。
生後3日目に少し黄色くなってきたと感じていたら、案の定回診の時に指摘され採血検査をしましたが、その時はビリルビンの数値は標準内で様子見となりました。
心配でしたが、上の子の時も多少黄疸が出たものの、特に治療はせずに済んだので、娘も大丈夫だと良いなと思っていました。
ですが翌日の生後4日目の午前中の検査で、ビリルビン数値が基準値を超えてしまい、光線治療を受ける事になってしまいました。
新生児黄疸にはいくつか種類があるそうで、光線治療を受ける際に血液検査もしましたが、娘は単純な生理的黄疸でした。
おむつ1枚でアイマスクをされて、小さな体でブラックライトを浴びさせられてる姿をみると、かわいそうで切なくて涙が出ました。
また、完全母子同室の病院だったので、常に傍らに居た娘が私の病室とは離れた場所で治療を受けている事がさみしくて泣いてばかりいました。
後から思えば泣くほどの事ではないけれど、産後のホルモンバランスの不安定さもあった気がします。
母乳の出が良かったので完全母乳にしたくて、夜中も3時間置きに授乳しに行き、娘の眠気や空腹のタイミングがあわない時は搾乳した母乳を預けていました。
光線治療は24時間で終わり数値は下がっていました。
その後更に24時間リバウンドチェックをして、生後6日目には少しビリルビン数値が上がっていたもののギリギリ基準値クリアで母子一緒に退院出来ましたが、平均値よりは高いとのことで、5日後に再度検査を受けにくるよう指示されました。
そのため退院してからも毎日、顔や白目の色が気になり、おっぱいを飲まずに眠りがちだと黄疸のせいでだるいのではないかと心配していました。
退院5日後(生後11日目)の検査では、更に数値は上がっていたけれど、このまま自宅で様子見で良いといわれました。完全母乳のため、数値が一時的にあがる事はよくあるからだそうです。
1ヶ月健診の時にもまだ少し黄疸が残っていましたが、問題ないと診断されようやく安心できました。
程度の差はありますが新生児の9割に黄疸の症状は見られるそうなので、そんなに深く心配しなくても良いようです。
娘が光線治療を受けている時、私は泣いてしまいましたが、姉は3人目の子供が新生児黄疸で退院延期になった時に「ラッキー!その間にたっぷり寝て英気を養おう。」と思ったそうです。
新生児の育児は睡眠不足との戦いなので、このくらい楽観的に過ごせると良いかもしれません。