吸引分娩での出産の体験談

吸引分娩を体験して

出産時に吸引分娩になった時のことです。吸引分娩については母親学級で教えてもらっていて、承諾書も事前に出していました。その頃は大きな赤ちゃんや出産が大変な場合に使われるのかなと考えていてお腹の子は低体重であったため自分の出産では関係ないだろうと思っていました。出産当日、病院についたころにはすでに子宮口は9センチまで開いておりもう頭が見えているという状態。会陰切開をしましたがへその緒が首に絡まっていることや顔がうつぶせで出にくい状態になっており早めにとりださなければならないというような説明をざっくり受け痛みで何が何だか分からないまま、吸盤のようなものを持っている医師の姿をなんとなく記憶しています。赤ちゃんのおでこにくっつけ「じゃあ行くね」と医師が言った瞬間ポンっと音がして赤ちゃんが勢いよく飛び出してきました。一瞬のことでしたが体の小さい子だったので思いのほか勢いがついてしまったようで私だけでなく先生まで驚いていました。吸引分娩のおかげもあり病院についてから1時間弱のスピード出産となったのです。母体には特に影響はなくその後カンガルーケアですぐにお腹に乗せられたわが子をみると吸引分娩の跡でおでこにあざのようなものが残っていました。退院してしばらくするとその跡は消えていたのでホッとしました。自分には関係ないと思っていた吸引分娩でしたが子供の状態を考えてしてくれた医師の判断には感謝しています。

後輩ママへのアドバイス

吸引分娩を出産前に病院で学ぶママがほとんどだと思いますが、自分には関係ないと思わずそういう可能性もあるんだと理解しておくと良いと思います。お腹の子がどんな状態でいるかは本当に出産までわからないものだと私自身思ったのでないことではないんだと他のママも思っていてほしいです。

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