吸引分娩での出産の体験談

最後の最後に吸引分娩

自宅で少しお腹が痛いな・・・くらいの感覚から始まり、陣痛だと確信した時には既に7分間隔になっていました。産院に到着し、まず分娩台に乗り内診をしてもらうと子宮口が4センチ程開いているとのことで、助産師さんにはその時点で、今日中には生まれるかなと言われました。いい陣痛が来ているとの事で、別室へは移らずそのまま分娩台の上で痛みの波と戦いながら、合間に助産師さんと話をしながら過ごしていました。初産だったので、それなりに時間はかかるだろうと漠然と思っていたのですが、その後陣痛が順調に強まり、予想をはるかに超えて一気にお産が進んで行きました。もう少しゆっくりしたペースで進むと思っていたので、私自身もあまり心の準備や呼吸の練習ができておらず、陣痛の間隔が短くなればなるほど痛みに耐えることに必死になってしまい、陣痛の最中にうまく呼吸をすることができなくなってきました。痛みがピークになると、人は息を止めてしまうものなのだと痛感しました。赤ちゃんの頭も見えて来て、あともう少しというところでしたが、私の呼吸が下手だったのもあって赤ちゃんも苦しくなってきてしまい、最後の最後で先生が吸引をして、すぐ生まれました。吸引されたことにも気がつかなかったくらい、お産の流れの一部という感じで、私自身にも赤ちゃんにも何も問題はありませんでした。

後輩ママへのアドバイス

自分がもう少しうまく呼吸ができていれば、最後に吸引しなくて済んだかな?と思った事はありますが、吸引分娩になったとしても特に問題もなく、不安に思うこともありませんでした。

ただ、お産における呼吸の大切さは痛感したので、陣痛の合間に自分の呼吸がダイレクトに赤ちゃんとつながっているんだということを思い出してほしいです。

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