吸引分娩での出産の体験談

長丁場のお産、最後に吸引分娩

10分おきの陣痛になってからがなかなか進まず、ずっと微弱のままでした。そのまま20時間経過し、少しずつ陣痛が強くはなるものの、子宮口が3cm以上開かず様子をみていました。

25時間経過した頃、状況はあまり変わってなかったのですが、助産師さんから分娩室に行けばお産が進むかもしれない、と提案され、分娩台に上がりました。確かに少しずつ陣痛が強くなってきましたが、それでもまだまだ微弱でした。そのうち破水し、助産師さんが、「羊水が匂う」と言われました。長丁場で胎児にストレスがかかり過ぎて通常はしない、羊水中で排便しているとのことでした。

これは無理にでもお産にもっていった方がいい、とのことで、まず陣痛促進剤を点滴しました。それで陣痛は強くなったのですが、通常1分くらいある、陣痛が起こる時間が短く

30秒くらいしかないのでなかなか産まれません。また、予定日より1週間遅れていたので胎児が大きく、会陰切開もしました。それでも出てこず、私自身眠いやら痛いやらで呼吸が荒れ、胎児に酸素が足りなくなり心音が弱くなりました。そして吸引分娩になりました。

吸引による母体への影響は特に感じませんでした。子どもの頭は、後頭部が伸びていましたが、2ヶ月くらいすればきれいな形に戻りました。ただ、その時にできたものかどうかはっきりわからないのですが、つむじの横の方に点状の赤いあざができていました。小児科で診てもらいましたが特に問題はないとのことでした。

後輩ママへのアドバイス

臨月に入ったら、ある程度お産の予習をしておくとスムーズに進められると思います。母体がリラックスするのが一番大切だと身をもって感じました。

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