それまで順調だったのに。
2人目の出産で分娩台に上がった私。2人目なので初産の頃に比べると助産師さんと世間話をするほどに余裕がありました。
ただ前回の出産のときもそうだったのですが、『いきむタイミング』が全然わからなくて、助産師さんにも「私いきむタイミングがわからないんです。だからここだ‼ってときは教えてくださいね」と話していたんです。
13時くらいに分娩台に上がって、その時で5㎝くらい子宮口は開いていたと思います。
そこから数分おきにやってくる陣痛の波。妊婦教室で習った呼吸法で、うまいこと痛みを逃がしていたのですが、それが延々4時間くらい。
痛みそのものもどんどん大きくなってきているんだけど、まだまだ耐え切れないほどでもないし、『まだいきむ必要ないんだよね!?助産師さんもいきめって言わないし!』とか思ってたんですよ…。
そしていよいよ子宮口全開。産科のお医者さんも来た(妊婦検診では会ったことない、初めて診る女医さんでした。正直女医さんでラッキー!とも思いました)そしていきなり「なかなか進まないから羊膜破るね~」と衝撃の一言。何か器具を突っ込まれて(私からは見えなかった)破水。そこからがもう、今までの痛みは小手調べだったのね…という痛みに。でもつい痛みを逃がしちゃう私。思えばここでちゃんといきめばよかったのかも。
お医者さまから突然こう言われたのです。「赤ちゃん弱ってるサイン出てるから吸引に変更するよ!」
心拍低下でした。ほんとうに寝耳に水って感じで。
分娩台に上がった時に心電図モニターとか繋がれてたんだけど、正直そっちにあまり気が向いてなかったし、ドラマみたいに機械が『ピーーーー』とか鳴るわけでもなかった。
助産師さんもちょっとざわつきました。
陣痛の痛み逃しに集中しすぎてて…。言われた瞬間頭が真っ白になって「え!?」と大声出しました。
あまりに突然すぎて。心の準備が出来ていなくて。赤ちゃんどうなっちゃうの!?と頭の中は大混乱に。
予定になかった吸引だけど、特に家族に連絡とかは(心拍低下のため吸引しますよ~とか)なかったみたい。それだけ急務だったのかもしれませんが。
産後パパに連絡したら驚いてました。「赤ちゃん大丈夫なの?!」って。
でも間髪入れず吸引器具を入れられて、そのあまりの痛みにそういう心配事が全部吹っ飛びました…。吸引その後すぐに子供も無事に産まれたのでよかったです。
子どもは分娩時心拍低下で吸引になったけど、その後すくすく育って超元気に成長してます!
みなさん心配される頭の形も、悪くないですよ!