分娩時に赤ちゃんの心拍が低下の体験談

痛みとの闘い!赤ちゃんはプロにお任せ

私は前駆陣痛9時間、本陣痛11時間で出産に至りました。病院到着時には陣痛間隔4分、子宮口2cmでした。本陣痛になってからのお産の進みが早く、出血や嘔吐などが同時に起こりました。しかし子宮口が8cmになっても破水が起こらず、ほぼ全開だということで分娩台に上がっても破水しませんでした。分娩台に上がってから破水まで2時間30分ほどかかってしまい、その間強い陣痛が続いていたので母体が酸素不足となり、破水する前に胎児の心拍が低下してしまいました。助産師さんは私が気にしないように「赤ちゃんも疲れてきちゃってるから、酸素を送ってあげようね」と酸素マスクをつけてくれました。しかし酸素マスクのゴムがゆるんでいてしっかりつけられず、痛みと闘っていたので何度も外れてしまっていました。そうすると赤ちゃんの心拍を計っている機械からアラーム音がするのです。助産師さんは教えてくれませんでしたが、赤ちゃんの心拍が落ちてしまっている合図だと思い、自分で酸素マスクを支えるようにしました。痛みの波が去っている時に酸素マスクをつけていると、そのうち機械のアラーム音もしなくなり、助産師さんからも外して大丈夫と声をかけてもらえました。
その後無事に出産しましたが、やはり酸素が足りなかった為か、赤ちゃんがチアノーゼ状態で生まれてきてしまいました。その為カンガルーケアはほんの数秒しかできなかったけれど、助産師さんたちの処置のおかげで、赤ちゃんに後遺症が出るわけではありませんんでした。

後輩ママへのアドバイス

「赤ちゃんも頑張っている」頭ではそう分かっていても、やはり痛みとの闘いの中でその意識は薄れてしまっていました。それよりも辛い!痛い!と…。呼吸へ意識を集中していても、後半はいきみを逃すことに注意していたので、呼吸を忘れてしまっていたようです。分娩中に機械のアラーム音がすると不安になりますが、助産師さんというプロがついてくれています。不安に負けず、戦い抜いて下さい!

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