感動・興奮に勝る空腹感
二年前に二回目の出産をしました。
一人目と同じく普通分娩で、
これまた一人目と同じく
予定日から10日前のことでした。
本当は無痛分娩を希望したかったのですが、
倍以上のお金がかかってしまうので
今回も断念して普通分娩にしました。
一人目のときは30時間の陣痛を
乗り越えての出産だったのですが、
今回は二人目なので
”一人目よりはお産が早まるだろう”
ということに希望を持っていました。
出産当日の夜中
じわっとショーツが濡れる感覚があり、
おりものとはまた違ったサラサラしたものが
立ち上がるたびに出る、という感じでした。
破水から始まる陣痛の際は
「パンッ!」という感覚があると
聞いていたのですが、
どうやら私は
”高位破水”というものだったみたいです。
臨月の頃は軽い尿漏れに悩んでいたので、
破水と尿漏れの違いが分からず
病院へ連絡すべきか
一瞬悩んでしまいましたが、
自分の意思で止めることが出来なかったのが
破水と尿漏れの違いだったと思います。
破水から時間が経つと、
産道から細菌が入りやすくなり
赤ちゃんが感染症にかかるという話が
頭に残っていたので、
シャワーやウォシュレットは使わず
すぐに病院へ行きました。
陣痛誘発剤に頼ることなく
約1時間後に本格的な陣痛が始まり、
そこから6時間ほどで
二人目を出産しました。
前回の30時間の陣痛よりも
はるかに痛かったと思います。笑
痛みが急にピークに達した感じでした。
二年ぶりの出産だった為、
呼吸法やいきみ逃し
自分が楽な体勢なども覚えており、
一人目の出産時よりは
静かだったと思います。笑
産まれた赤ちゃんを見て
開口一番「お腹すきました」。
助産師さん達や担当の先生に
「一人目の時も同じこと言ってたね」
と笑われてしまいました。笑
産後1時間ほどで
しっかりご飯が食べられる方は
なかなか居ないそうですが、
赤ちゃんが居なくなったお腹を
胃で満たすような思いで
ご飯をおかわりしました。
あの時のカレイの唐揚げ美味しかったです。
"案ずるより産むが易し”という言葉を
妊娠中に助産師さんに何度も言われました。
結果、本当にその通りだと思います。
陣痛がきてみないと、
楽な体勢や飲みたいものや
何をしてほしいかなどは分からないので
その時、その瞬間を
臨機応変にいきましょう!!
終わらない陣痛はありませんよ!