不妊治療を初めて感じたこと
結婚する前から子宮内膜症があったため、子供はできづらいだろうなと漠然に考えていました。結婚後、年齢のことも考え早めに病院へ通うことにしました。
結婚後実家から1時間くらいの場所へ引っ越したということもあり、今までの病院とは違う不妊治療に力を入れている病院を探すことにしました。正直今まで通っていた病院は地元ということもあり、知り合いに合う確率も多くあまり行きたくありませんでした。
インターネットで検索した結果、不妊治療で良い成績がある病院を見つけることができたのでさっそく通うことにしました。そこの病院では妊娠している方と不妊治療をしている方と別の棟だったので、同じ仲間がいると思いとても心強くなりました。
まずは、約半年程基礎体温表をつけ、排卵日にタイミングをとる方法をとりました。
半年程たったころ妊娠しないどころか、子宮にポリープがあることが判明し、もしかするとこれが原因かもということで摘出手術を行いました。
しかし、その後も妊娠することはなく卵管造影検査や血液検査などあらゆる検査をしましたがそれらしい原因は見つかりませんでした。
1年くらいたったとき、ステップアップしようということになり、人工授精をしましたが3度程やったところで結果は陰性・・・。私は本当に妊娠することができるのか・・・。そんな不安な気持ちに毎日押しつぶされてしまいそうでした。この頃から高温期を持続させるためのホルモンの注射を排卵日後打つようになりました。それでもなかなかできず・・。
そこで旦那との話し合いの結果思い切って体外受精に踏み切ることにしました。
体外受精を決断した周期は毎日のように病院へ通い、卵胞を育てる注射を打ちました。なぜか最後のチャレンジだと思ったら逆にもうどうにでもなれという気持ちでストレスもなく挑むことができました。
そのおかげなのか、奇跡的に1回目の体外受精で妊娠をすることができました。
私はどちらかというとポジティブな性格ではありますが、不妊治療に関してはとても不安になることが多かったです。
でもいつか絶対に妊娠できるという強い気持ち。そしてなんといっても旦那様の協力が何より大切かと思います。私の場合途中子供がほしいことで頭がいっぱいになってしまい、旦那の気持ちを考えてあげることができなかったように思います。旦那は不満を言うことはありませんでしたが、旦那なりに不満もあったと思います。
自分ひとりではないということや早めにステップアップする勇気がとても大切なのではないかと思います。