体外受精の体験談
自然妊娠は99%無理と言われ、かえって抵抗なく体外受精に臨めました。
自然妊娠を目指して妊活を1年間しましたが、全く妊娠しなかったので不妊の専門医を受診したら、両側卵管閉塞と診断され、「これじゃ99%自然妊娠しませんよ。でも年齢が若いのと、他に原因はなさそうなので体外受精で妊娠の可能性はそれなりに高いと思いますよ。」と言われました。若手でもしかしたら自分よりも若いんじゃないかと思われる男性の医師でしたが、わりと自信をもった言い方で言うので、逆に信頼がもてました。
妊娠のための方法は体外受精の他にはない、言われ、私は「方法があってよかった」と思いました。そのため、自然妊娠は99%無理で、妊娠の方法はひとつだけあるというのであれば、それをやってみようと単純に思いました。夫も私がショックで傷ついているのではないかと思って心配したみたいでしたが、思いのほか私は前向きでした。
体外受精のために1周期薬を飲んだり、自己注射を毎日自分のお腹に刺すのは結構大変な作業で、生理が始まってから体外受精当日までは病院への通院スケジュールも詰まっています。そのため、仕事をしながらだとかなり大変です。私はちょうど長期休みの時に生理開始があったのでよかったですが、もしそうでなかったら働き方などを考え直していたと思います。
金銭面でも主人と100万円まではがんばってそれ以降はあきらめよう、と決めていました。
結局とても幸運なことに1回目の体外受精で妊娠ができ、無事出産までいたりました。
後輩ママへのアドバイス
子どもが何が何でもほしいという強い気持ちがあったわけではなかったので、それが逆に功を奏したのかなと思っています。体外受精は体力も気力も金銭もかなり消耗するので、どこかでガス抜きができる道を造っておくほうが心身のストレス解消にもいいかなと思います。
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