イヤイヤ期の体験談

イヤイヤ期でわかる子供の成長

子供のイヤイヤ期、それは突然やってきました。
周りからは2歳あたりから大変になるよ、なんて言われていて、そうか2歳か。あと半年後か~。なんて思っていた1歳半を過ぎたあたりから、いきなりやだ!が口癖のように出てきたのです。あれ?もしかして…と思っていたら、それはどんどんエスカレート。
ご飯食べる?「いや!」じゃあおもちゃで遊ぶ?「やだ!お外行く!」じゃあお着替えして?「これやだ!こっち!自分で!」お靴反対だよ?「いや!自分で!違うの!」そろそろ帰ろっか?「いーやーだー!!」
さすがに参りました。何をしてもいや。何もしなくてもいや。じゃーどうしたいの!って、大声を出してしまった事も。でもまた2歳前、ちゃんと話せるわけでもなくいやだいやだと泣くばかり…。
どうしたらいいのかわからずに、子供と一緒に泣いてしまった日もありました。その日は泣き疲れて、そのまま寝てしまった息子に申し訳ない気持ちでいっぱいになった事を今でも覚えています。

そんななか思いついたのが、少し意地悪な質問をする事。ご飯の時間になったら「ママ1人でご飯食べるね?」と聞く。すると「いや!」と言う。「いやなの?じゃあしょうがないな。一緒に食べよっか。」と言うと、満足気に自ら椅子に座ったのです。その日は久しぶりに怒らずに子供と食事が出来ました。
あ、この子はわがままを受け止めてもらいたいだけなのかもしれない。と思い、その日からその技を使って乗り切っていました。
それが効果が出たのも少しの期間だけだったのですが…。

子供って本当にすぐ成長するんですよね。これじゃママの思う壺だ!ってすぐにばれて、またイヤイヤが始まりました。
それからはあの手この手でいたちごっこ。それは1年ほど続きました…。

ですが、3年保育の幼稚園に通いだして3ヶ月程経った頃、ぱたりとわがままを言わなくなったのです。いつか終わりがくるから、頑張りなさい。と良く周りの先輩ママに言われた事がよくわかりました。そして、今ではママのお手伝いを率先してやってくれる心優しい男の子に育ちました。
イヤイヤ期真っ只中のあの時に、もう戻る事はないのだと思うと、嬉しくもあり、少しだけ寂しくもあります。イヤイヤ期も成長の証なのです。

後輩ママへのアドバイス

イヤイヤ期。大変じゃないお母さんはいないと思います。おとなしい子でも、やんちゃな子でも、必ず訪れるイヤイヤ期。でもそれはちゃんと成長し、自我が芽生えている証拠です。必ず終わりがくる。そう信じて乗り切って欲しいです。親も人間ですから、イライラしてしまう時だってあります。そんな自分を責めすぎないで。子供と一緒に成長出来たら良いですよね。

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