赤ちゃんの背中スイッチ
赤ちゃんが3ヶ月目に入る頃、いつものように抱っこで寝かせ、眠ったと思ってベッドにおろした途端、思い出したように泣き出しました。今まではうーっと背伸びしてすぐ寝てたのに。これが、背中のスイッチかーと思いましたね。まだ眠りが浅かったからと思い、また抱っこを1時間くらいして泣きやまして寝かしつけることをそれからいつも繰り返していました。せっかく寝ついたからおろそうとしても、抱っこじゃないと長い時間寝てくれなくて。赤ちゃんの重さで手が腱鞘炎になってしまって、家事するのも嫌だなって思ってました。当時は毎日この繰り返しで自分の睡眠時間がとれなくなって寝不足が続いてつらかったです。
自分の体を休ませたくて、あれやこれやといろんな方法を試してみて、2ついい方法を見つけました。
1つ目は抱っこからおろした際に赤ちゃんの両手を握りながらバンザイさせた状態で3分くらい抑えておいてあげること。こうすれば、おろした時に体がビクッてしても、手が抑えられててバタバタならないでそのまま寝てくれました。
もう1つは、おくるみを少しきつめに体に巻いて寝かしつけること。これもさっきと同じで姿勢が変わってビクッとするのを防いでくれます。
それからというもの、私はこの方法で寝かしつけてました。そうしたら赤ちゃんも気持ちいいくらい早く眠りについてくれて、家事もできるわ、自分の時間もとれるわでだいぶ楽になりましたよ。
赤ちゃんが9ヶ月になる頃には、ベッドにおろしてから胸のあたりをしばらくトントンたたいてあげると落ち着いて寝てくれるようになりました。
赤ちゃんはママのぬくもりを感じていたいから、おろしたときにびっくりして泣き出しちゃうと思うんです。だから、抱っこで寝かしつけた後、ベッドに下ろす時になるべくぎゅーっと赤ちゃんを抱いているイメージで手をバンザイさせてあげたり、おくるみをきつめに巻いてあげたりしてください。そうすれば、スイッチなんかなかったみたいにスーッと眠ってくれますよ。