切迫早産からの早産の体験談

ギリギリ早産になってしまいました

22週の頃に切迫早産と診断されて、MFICUに約3ヶ月間入院していました。
はじめは産まれるまで入院だと言われてとても気が遠くなり、不安で寂しくて毎日泣いてばかりいましたが、医師に一日ずつ、1週間ずつを目標にしましょうと言われました。そして、28週、30週、34週が赤ちゃんの生存率を左右する大きな目標ですよと教えてもらい、それを目標に毎日乗り切り、その日を迎えると看護師さん達もみんなおめでとう!ここまでよく頑張ったねあと少し!と声を掛けてくださり、34週を過ぎた時に退院しました。
私のいた病院では35週を過ぎていて、赤ちゃんの体重が十分であり、自発呼吸をする事ができれば、正産期に産まれた子たちと同様に母子同室で親子で退院できるところでした。その事を看護師さんに教えてもらい知っていたので、34週を目処に退院できるように医師にお願いし倒して37週までは自宅安静の条件付きでの退院でした。
退院してから自宅安静をきちんと守っていたのですが、病院食と自宅で作るご飯とではカロリーが全然違い、体重が驚くスピードで増えていき、36週の検診の時に注意されてしまいました。子宮口が2センチほど開いていたのですが、そんなすぐには生まれないだろうと歩いて10分ほどのスーパーまで散歩がてら買い物に行ってみました。そしたらまさかの次の日の早朝に破水し、朝のうちに出産となってしまいました。36週後半でギリギリ早産になってしましまいましたが、赤ちゃんの体重は推定を大きく上回った3000グラム超えで、健康でした。
切迫早産と診断された時期は辛かった事もたくさんありましたが、健康で生まれて来てくれた我が子を見たときに終わり良ければ全て良しと、全部がいい思い出に変わりました。

後輩ママへのアドバイス

切迫早産で入院中にNICUの見学に行った時、千グラムにも満たない赤ちゃんたちを見ました。懸命に生きようと頑張っている姿を見た時に、胸が苦しくなったと共に、お腹の子も、今目の前にいる子たちよりも小さく生まれてしまう可能性があると思うと怖くなりました。
幸いうちの場合は大きくなるまでお腹の中に居てくれましたが、ママとパパに会いたくて小さくても早く産まれてくる子もいると思います。今は医療設備も整っているし、赤ちゃんの力を信じてたくさん愛情を注いでサポートしてあげてください。

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