始めてみると意外に楽しい、離乳食。
4ヶ月半ばから、大人が食べているものに手を伸ばしたり、自分でスプーンを持って舐めるようになり、よだれも多いようだったので、5ヶ月になった日から始めました。
始める前の準備としては、まず専用の食器を用意し、触らせるようにしていました。これは自分の物なんだという認識ができればと思い、触らせていましたが、効果があったかは定かではありません。他には離乳食づくりセットを購入しました。ハンドブレンダーの購入も考えましたが、かさばるのと手入れが面倒になりそうだったので、まずはコンパクトな調理セットを用意しました。また、離乳食に関する本を色々読んだのですが、始める前から如何にラクに離乳食を作るかということに燃えていたので、電子レンジを活用するテクニック、フリージングテクニックが満載の本をたくさん読みました。
初めての離乳食は、10倍粥。私は、炊いたごはんから電子レンジを使って作りました。少量だったこともあり、スプーンを口に近づけると口を開いてくれ、スムーズに食べてくれました。
一週間は10倍粥のみで、その後は野菜を追加。私は三週目までは10倍粥と野菜もしくは果物、四週目からタンパク質を少し追加してみました。
調理方法は、基本的にすりおろしてチンして、すり鉢でのばす。初めの一ヶ月間は、出汁での味付けもせず、素材の味だけにしました。
初めの頃は、自分でスプーンを持ちたがり、毎回私とスプーンの取り合いになり、ベタベタになっていましたが、一ヶ月過ぎた頃からは、おとなしく食べることに集中してくれるようになりました。
毎回、便のチェックをしていたのですが、しっかり消化された形跡が薄く、異様に便の回数が多いときは、お粥だけにしてみたりしました。
毎回、離乳食の後は授乳タイムにしていました。
離乳食を始めてから、我々大人のメニューも野菜が多くなり、健康的な食卓になった気がします。始めてみるまでは面倒でしたが、始めてみて、おいしそうに食べてくれると、かわいくてかわいくて、これは気に入ってくれるかしら?と色々考えるのも楽しくて、それほど苦ではありません。与えられたものを食べることしかできない赤ちゃんのことを考えると、母親としての責任を感じます。