我が家のダウン症児の療育体験
第2子が「ダウン症」です。
妊娠、出産は大きな問題はなく経過しました。妊娠中のエコーなどで指摘されたこともありませんでした。
出産後、第1子に比べておとなしいことや顔つきから、看護師をしていた私は漠然とした不安はありました。
そして、1か月健診で検査をすすめられ「ダウン症」の診断をうけました。
1歳までは体調を崩しやすく、すぐに肺炎や気管支炎で入院していたので、療育を始めたのは1歳半くらいです。
とにかく、情報を集めたり、行政に相談して、まずは母子通園の療育に通い始めました。それと同時に、片耳の難聴があったので、ろう学校の早期支援教室にも行きました。
負担のないよう、週に1〜2回の午前中だけからはじめました。
療育園は異年齢の集まるクラス、ろう学校は同年齢の集まるクラスでしたが、どちらも少人数で、個別の計画書にそってリハビリを組んでもらったり、教室ではリトミックや制作・音楽など一般の保育園のようなプログラムをおこないました。
入園時は、お座りがやっとでしたが、半年でつかまり立ちができるようになり、3歳前に歩けるようになりました。
今は、児童発達支援のデイサービスに単独通園をしています。
療育にいって、周りからの刺激をたくさんもらうことができたと思います。
かなりの偏食で、家では絶対口にしないものも園ではちょこっと食べることができたり・・。
私自身、同じような悩みを持つお母さん方と知り合いになって、話したりすることが、本当に力になったし、孤独感から解放されました。
そして、先生達とのコミュニケーションが密にとれることも安心材料です。
知的には、まだ1歳7か月程度の我が子ですが、今は体も丈夫になり、ちゃんと成長してくれることを実感している日々です。
障がいを無理に需要しようとすることはないと思います。
私自身、まわりの健常児と比べてしまうことがあるのは事実ですが、本人が楽しい・うれしいと思うことをたくさん経験させてあげたいとおもっています。
療育にいくことで、こどもの社会も広がるし、なによりも自分が楽になりました。