寝返りが遅い、寝返りしない(発達)の体験談

寝がえりはいつ?

イタリアで初めての出産をしました。

約一か月ごとにある定期健診でも特に異常はなく、首も2~3か月ころには座り、日本の育児書とにらめっこで育児をしていた私は約半数の赤ちゃんの寝返りが4~5か月ころを占めるとあって、自分の子供もそのくらいの時期にあるだろうと期待していました。

ところが6か月を過ぎても寝返りが始まりませんでした。首すわりも安定して、うつ伏せで遊んでいるし、寝返りは「子供自身の好き嫌いもあって発達の目安にはならない」と育児書にも書いてあったので、さほど心配しないようにしていました。日本の家と違って、家の中は基本的に土足なので抱っこをしてることが多かったと思います。子供をゴロンとさせられるのがベットかソファーの上といった狭いスペースだけだったのですが、機嫌のよい時に腰を持ち上げてゴロンと「寝返り体験遊び」をするようにしていました。ゴロンと視界が変わることは喜んでいましたが、効果のほどは定かではありません。

8か月の時に日本に連れて行き、子供にとっては初めて床の上でも転がれることが気に入ったのか、うつ伏せだけでは物足りなくなったのか、うつ伏せでいる状態で、腰や足を上げるけれどうまく回転できず横向きのような状態になることを多く見かけるようになりました。腰を自ら上げるときを見計らって、軽く押してサポートしたところ、コツをつかんだのかうつ伏せから仰向けへの寝返りができるようになりました。寝返り自体は遅かったのですが、一度できるようになると、一方方向だけでなく左右共に、仰向けからうつ伏せもあっという間にできるようになりました。8か月半くらいの頃でした。

8か月ころだと座ったり、ハイハイが始まる子供が多いようで、やっと寝返りができるようになった私の子供も、すぐにズリバイが始まりました。子供を床に「転がしておける」のはメリットだったと思います。

後輩ママへのアドバイス

イタリアの小児科で寝返りが遅いということを伝えたら、全部の子供がすることでもないと、日本の育児書と同じことを言われました。するに越したことはないのでしょうが、しなくても遅くても心配しなくてもいいと思います。

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