2度目の流産は化学流産
結婚して４年。長く子供を望んでいましたが、１度初期流産を経験してしまいました。その時は、胎嚢が確認できた後に出血をしてしまい、結果完全流産となりました。その約１年後、待ちに待った2度目の妊娠でした。生理予定日になっても高温期が続いており、生理予定日３日後に妊娠検査薬で陽性反応を確認しました。その時点でクリニック受診の予約をしたのですが、妊娠４週では診察してもらえないため、５週目に予約を入れたかったのですが、ゴールデンウィークと重なってしまい、直近で予約しても妊娠６週目に入ってしまっていました。１度出血による初期流産を経験していたため、初診日を迎えるまではできるだけ家事を主人にお願いし、安静に過ごすよう心がけていました。しかし、妊娠５週５日。生理予定日12日に出血を確認しました。その時点ではまだ茶褐色の出血が少量あっただけでしたが、翌日には生理のような鮮血が出てしまい、出血は治まるどころか増えていきました。その様子は１度目の初期流産と全く同じ症状でした。妊娠６週１日に受診した時には胎嚢は確認できず、初期流産との診断を受けました。ただ、胎嚢確認前だったことから、化学流産であり流産カウントには含めないとのことでした。受診日に帰宅してから生理痛よりもずっと強い腹痛が２日続き、それ以降は生理が終わっていくように症状も落ち着いていきました。
今は妊娠検査薬がとても性能が良く、昔と比べると妊娠に早期に気づいてしまうことが化学流産の原因かもしれません。でも、妊娠を望んでいるなら、早く結果を知りたい気持ちがあって当然です。流産を繰り返し、心療内科に通うほど立ち直れない時期が続いた私がいうのも変かもしれませんが、化学流産はたくさんの人に起こっているのです。たまたま気づいてしまったけれど、気づかないまま化学流産を経験している人はインターネット等で出てくる数字よりも多いのではないかと思います。とても悲しいことだけれど、悲しいときはたくさん泣いて、でも希望を捨てないでください。信じる気持ちを無くさないでください。２度流産した私も結婚６年目でようやく赤ちゃんを抱くことができました。